中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

偏り

 

この間
家族と話してて
思った。


内容は店員さんの間違いで
釣りで得をした
とかそういう話。

 


今って、経済活動に関わる多くの人が
どこかの会社の一員じゃないですか。


しかし昔はそうじゃなかった。


経済を回してる多くが
個人事業主で


今日入った利ざやで晩飯の材料を
買って帰る。


そういうおうちが多かった。


取引の多くが
そういう相手で
且つ知り合いの場合。


値切ったり
資本経済社会という競争で
優位にものごとを進める努力が
単純な話では無くなる。


要は

 

ある家の親父が近所のお店で
取引で値切ったために


店主の家庭の晩飯の献立が変わり
次の日、学校で店主の子供が
晩飯がいまいちだったとつぶやく


それを繰り返してたら
そのお店が立ち行かなくなり


ある日、その店主とその子供が家族ごと
街から居なくなった


って話が現実に起こりうる世界だった。

 

こんな状況だと


資本主義経済に特化して


本気で競争して
勝ってやろうが出来ない。


手加減で全てが決まる。


それはもう
資本の大小だけで決まる
資本主義経済とは違うなにか。


ぼくが小学校くらいの時代は
田舎だったこともあり


まだ完全資本主義社会じゃなかったんですねw

 


そんな記憶を持つ人間からすると


現代がかなり異質。


サービスの需要サイドと供給サイドで
お互いを思い量ることは一切無いわけです。


店員さんは店員さんという役割を演じ
お客という一般的な対象をどうするかを考え。


お客は店員さんという役割の人に対して
対価に相当するサービスを要求する。


確かに楽になった部分はある。


サービスが納得行かないとゴネても
次の日、自分の子供が学校の話題になることもないし。


お客の金払いが悪くたって
急に自分の生活に影響を及ぼさない。

 


昔は近所に大型店が出来ては


個人経営の店主は
どうなっていくんだろうと将来を憂いていたけど


行き着いた先は
皆の生活が安定してて
良い方向だったのかもしれない。

 

ほうぼうの街で
散見される
シャッター街は


やってた人たちは
年齢が行って引退


その子供の世代は
ほとんどが会社員になり
店をやめた結果だと思うのです。


傍目には寂しい限りですが


人々を不安定な生活から脱却させた


「進化」と捉えることも出来る。

 

脱皮した皮。

 

そして、一方で


ここには大きな落とし穴があって


世の中から
サービス提供と自分の懐が直結する人が居なくなった。

 

それに相当する人は
一部の経営者だけ


これね。
意外と深刻な話じゃないかと思うんですよ。


つづく

 

ありとうございます!

 

 

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