中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

海外問い合わせ

海外の場合

まあ海外の場合と言ってもいろいろなパターンがあるのですが

海外でも大手は国内メーカーと似たり寄ったりで

きちんとしてると思います。

しかし、うちが使うセンサーの中には

会社の人員が数十人の

ベンチャー企業があったりする。

半導体製造は単位が億の装置産業

ベンチャー選ぶにしてもそこ?

って言うくらいリスク高い業種だと思うのですが

海外だと有限責任だから

社長個人の資産までは獲られなかったり

最後にケツマクっても追い込みかけない

パトロンが居たり

(追い込みかけれない仕組みなんでしょうね)

でも、どんなに寝ないで頑張っても

どんなに設計が素晴らしくても

その会社パトロンのモノじゃないですか。

命を削る対象としては疑問が残る。

大学のスピンアウト組らしいので

恐らくセンサーの設計を研究してたから

なんでしょうね。

そうか。。。

最初から売り飛ばすつもりなのかも。

そういう、ちょっと感覚が理解できない

特殊な業種でベンチャーやってる人が居るのですが

人数が数十人、20人って言ってたかな。

製造は流石に

台湾の製造専門会社に依頼してるみたいですが

設計と検査をそこがやるスタイル。

そこの製品がなかなかひどいものなんですよ。

既に作った側は分かってて出してるのですが

最初からひどいノイズが乗っている。

これはオメーら使う側で補正して使えと。

こちらの選択肢がそれしかないのをいいことに

不具合を治す気がない。

(掛けれるお金の限度があるからでしょうが

 もうちょっと設計段階で揉んで防げなかったのかと)

その上、それ以外にも

おかしな挙動をすることがたくさん。

検査をしてると言うが、

やはり掛けてる人数が人数なだけに

全部は見れてないのは明らか

まあ、その度に

問い合わせを掛けるのですが

ヨーロッパなので、回答は夜中に来るから

1回の問い合わせに夜中を一度またぐ。

英語も苦手だし

メールに頼らざるを得ない。

ここでこそ、Yes/Noしかない問い合わせが生きる。

この現象は見たことある?

→返答がない: 見たこと無いだろうから時間が掛かるだろう。

→返答がある: 次へ

対処方法の有無を聞く

→返答がない: 無いのか。。。困った。

→返答がある: 急いで出せ!ってかあるならこの返答に載せろ!

どう頑張っても2~3日掛かりますね。

ってか、返事が無いのも返事と捉えて

進めていかないと進まない。

でも思いました。

今まで国内メーカーの優れた開発、製造技術によって

作られたモノを使用し、それにすっかり慣れてたから

この違和感を受けてるだけで

実は世界はこんなもんなのかも。

結論

日本の半導体の開発、製造技術は

あらためて素晴らしかったと実感した話。

質問や疑問、気になることがありましたら

sugaular@gmail.comにメールください。

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