中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

バッタ屋さん

ぼくが、小学生くらいの頃

うちの親父がバッタ屋さんが好きで

よく連れて行かれた。

バッタ屋と言うのは、潰れる寸前の店や会社が

在庫を二束三文で叩き売るのを現金でまとめ買いし

それを店に並べる商売。

なので、店内は倉庫のように

ダンボールが山積みで、

山の一番上のダンボールだけ開けて

中身が分かるようになった陳列。

なので、うちには聞いたこと無い銘柄の缶ジュースやら

怪しげな包装のお菓子などが普通に

生活の一部としてあった。

うちの親父がよく「これ1個43円安いじゃろ?」

と自慢するのを興味なさげに

そうだねって答えてた記憶があります。

まあ、実家は田舎なので

バッタ屋といっても何軒もあるわけもなく

うちではバッタ屋=大創ってお店だった。

だから、いつも親父から

大創行こう!大創行こう!

って言われて

でも、子供にとって面白いわけもなく

基本的に断ってたけど

3回に1回くらいは付き合って行っていた。

そう、ここで気づいた方も居るかもしれませんが

実は、100円ショップの老舗ダイソーの前身ですね。

その後月日が経ち、ぼくも大人になって

関東で暮らすようになり

関東にもダイソーが溢れかえってきたある日

ダイソー。。。。 大創!

製品のタグを見ると懐かしい住所が!W

まあ、これは経験しないと分からないかもしれませんが

関東に居ると自分の地元の住所なんて

まず、見る機会が無い。

それだけでも新鮮なのに、

その上、

子供ながらに怪しげなイメージしか無かったあのお店が

デフレの波に乗って

こんなに大きくなって!

ちょっと嬉しいような

懐かしいような

誇らしいような

でもちょっと恥ずかしいような

複雑な心境になったのを覚えています。

最初は倉庫みたいなお店で

がんばってたあのお店のおじさんが

今は巨大企業の社長なわけで

世の中、何が当たるか分からないし

それを予測するのは不可能だと思いました。

考えても見てください。

例えばその頃、

これからはバッタ屋が当たる

なんてビジネス書を書いたとして

誰が読むでしょうか。

今世に溢れかえるビジネス書は

成功例。それも過去形なのです。

じゃ、これからは

となった場合

こんなにも変化が激しいこの時代で

どの程度役に立つでしょうか。

そもそもダイソーの社長だって

死に物狂いでやってたら大きくなってたってだけで

自分でもここまで大きくなるとは

その頃思ってなかったと思いますよ。

なので、考えようによっては

みんなにチャンスがあるんです。

そして、あまり今までの成功例に左右されず

自分を信じて自分で考え行動する。

これしか無いのではないかと思うのです。

そう!即ち

ぼくにもチャンスはある!

勝手にポジティブ解釈で

自分のモチベーションに繋げてやる!

質問や疑問、気になることがありましたら

sugaular@gmail.comにメールください。

全力でお答えします!

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