中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

交渉

交渉ごと。

お仕事をしてると

いろんな交渉ごとがある。

ほとんどの場合

お金絡み、

ぼくの業務で言うと

デバイスの代理店さんとの価格交渉。

営業はお客との価格交渉から

買ってもらうための駆け引き。

一般的に、交渉は

日本人のように単一民族

控え目や円満を美徳とする文化の人間には

難しいと思うんです。

一方で、台湾や中国の人は

とても上手。

彼らは、もともと

人口も多く、故郷以外の国にも積極的に出向いて

そこで定住することに抵抗も無い。

生きてくためには

周りの異質な人たちから譲歩を引き出し

自分に有利な条件を作り出すことが

求められてたんじゃないかと思うんです。

だから、交渉が文化として

根付いている。

彼らは笑顔できついことを言えるんですw

なんだろう、日本人だと

自分がこう言ったら相手はどう思うか

とか考えちゃうんですが

そんなのお構いなし。

自分の主張をまずする。

それが世間一般で妥当かどうかは関係ない。

そこで、相手とぶつかるんですが

それも別に当たり前なので

あとはどう持っていくか

どう終わらせるかだけ

そして、それ以外にもいろんなテクニックを

駆使してくる。

社長から聞いたのですが

事前に社長の予定を聞いておく。

何日何時に帰るってことが分かる。

そうすると最終日に交渉の舞台を作って

夜通しやるんだそうですw

眠くなって判断力も鈍るし

飛行機の時間が来たら

折れるだろうと読んでるんですねw

その上、その頃

会社も小さく

社長は一人で行動してたんですが

その交渉では向こうは

社長と副社長の二人体制。

あれ?一人居ないなあって思ったら

どうも後で聞いたら裏で交代で寝てたらしいw

用意周到だし

交渉に掛ける意気込みが違いますよねw

そして、恐らく交渉は一種のゲームと言うか

競技のようなモノと捉えてるのかもしれません。

(交代で寝てたって笑い話にしてるくらいだし)

そして、一番重要なことですが

間でどんなに厳しくやりあっても

最後には笑顔で握手する。

手土産の一つでも持たせる。

社長はその時、意地でも負けないと思ったらしく

向こうの言い分を頑として受けなかったそうです。

そして、最後までそれを通し決着が付かず

成果が無いまま帰った。

その後、また行く機会が有って

行ったら、お前みたいな日本人は初めてだって

感心されたそうです。

普通なら旅費使って行って

成果なしって

サラリーマンなら許されないですよね

まあ、そこはオーナー社長だと言うのもあって

成果なしで帰ることもよしと出来たんでしょうが

彼らは、その手で

何人も日本人を落としてたんでしょうねw

しかし、それがきっかけで

その後、良好な関係が築けたとか。

そういう経験があるからか

うちの社長は

付き合いの長い台湾人から見ても

凄い交渉力があるらしい。

その台湾の人が何度か

交渉の場に同席したらしいのですが

最初こちらから出した要求を相手は断る。

でも最後には必ずうんと言わせて帰ってると。

マジックだと言っていましたw

凄いですね。

そんな風に成れたらいいなあ。

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