中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

通学路

今、録画してあった

限界集落株式会社ですかね。

ドラマを見ていた。

ぼくの地元は広島の片田舎。

小学校の頃

社会で「過疎」という単語を教わった時、

え!ここ今まさにそれになってる途中じゃないの?

って衝撃を覚えた。

同級生の家のほとんどは農家。

田植えや稲刈りの時期

いわゆる農繁期は学校が休みになるw

(農繁期なんて単語初めて聞く人の方が多いでしょうw)

農村の学校は一味違いますね

家を手伝えってことのようですw

そして学区がめちゃくちゃ広い。

ぼくの家は近い方で

それでも学校まで2.3kmもあったw

同じ道を通る同級生で、

そのままもう1~2km先まで歩く奴もいたw

うちから見て学校の反対側にも

似たような距離を歩いてる同級生が居る。

学校を中心に半径で3~4km

学校でよく遊ぶ同級生でも

家まで遊びに行けたことある

奴はそんなに居なかったw

なにしろ小学生の足で

毎日往復5km近い距離を

片道1時間くらい掛けて

歩くんですから。

今思えば信じられないことをやっていたw

この距離、小学校に上がりたての

1年生とかには非常に辛いんですよ。

最初は毎日ヘトヘト。

ここが地元じゃない親とかそりゃあもう

心配してましたね。

その点、親が地元の場合

泣き言は許して貰えなかった。

根性ねーなあって言われるのがオチw

そして、誰一人

断念する奴は居なかったなあ。

正確には断念など選択肢に無いんですけどねw

あ~、思い出されるw

学校の思い出のほとんどは

通学だった気がするw

学校の近くに住んでる奴が

本当に羨ましかった。

この「本当に」の部分特に強調したい!

本当に羨ましかった!

面白いのが

(って当の本人は全然面白くなかったですが)

遠足とかってあるじゃないすか

学校からスタートするとどこに向かおうが

誰かしらの通学路。

学区内じゃ面白くないと思ったのか、

わざわざ学区を超える場所に行くので

そりゃあもう辛い辛いw

通常、通学で5km歩いてる所を

その日は10km近く歩くことになるw

ただ、唯一遠足がマシだと思ったのが

遠足に行く場所はいつも、うちの方向だったので

帰りは直接家に帰ることを許されて

少し得した気分になること。

みんな10km歩く所を7kmくらいで済んだって喜ぶw

何がなんだか分かりませんよねw

毎日往復5km歩いてる小学生に

遠足は苦行でしか無かった。

お願いだから、

学校も特別な日にしたいなら

その日は寧ろ送迎してあげてw

今、兄貴が家を継いで

地元に居るのですが

聞くと、今はもっとひどく

今まで我々が通っていた通学路は

人通りが少なく下校の時はバラバラだから

危ないという理由でもっと遠回りしてるとか

あのコースじゃ3km近く行ってんじゃないかなあ。

もう、やめたげて!って言いたくなる状況w

兄貴の娘が本当にかわいそうw

現代でも未だに続く

修行僧のような小学生たちを思うと

涙が止まりませんw

つづく

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sugaular@gmail.comにメールください。

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