中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

オアズケ時間

昨日、買ったレンズが届いた。

中古で買ってたから

舐めてたんですが

ネットショップなので

きちんと新品の梱包材で

梱包されて送られてきた。

ありますよね。

梱包を開ける時の

わくわく感

待ち望んでいたモノを

早く触りたいんだけど

丁寧な梱包なので

結構開けるまで時間が掛かる。

まずダンボー

当然新品で

ガムテープもはみ出てなくて

ピッタリしている

そこにカッターを入れる。

明らかに過剰梱包気味の大きさの

ダンボールの中から

緩衝材を掻き分け(これも新品)

レンズらしき塊を見つける。

その塊はプチプチに包まれてるのですが

これがまた、

プチプチも普通のプチプチじゃなくて

非常に肌触りの良い柔らかいプチプチ

この尋常じゃない肌触りに

ちょっとビビって

再利用可能なように意識しながら

テープを剥がして行くと

とうとう最後の梱包

透明ビニール

中には中古とは思えないぴかぴかのレンズ。

触りたいけど、ちょっと今

手袋してないしw

ここでストップなのですがw

要は、これなんだなと。

高価なモノを買った時に

裸のまま新聞紙にくるまれただけの

梱包だったらどうでしょうか?

いくらその分安いんだって

言われても

やっぱ少し残念な感じがしますよね?

いくら中身が中古であったとしても

このちょっとしたオアズケ時間を作って

より高級なモノに変身させる演出。

そのオアズケ時間も

新しい肌触りだったり、見た目の綺麗さだったり

ちょっと違った新鮮さを感じさせる。

あ~、やっぱ老舗と言われる店の仕事は

違うなあと思ったわけです。

正直、ぼくは会社の仕事で

製品を出す時

こんなことなんて

これっぽっちも考えてなかった。

製品単価なんか、今回ぼくが買ったモノの

何倍もしてるのに。

まあ、産業用途なので

梱包が評価されることは

あまり無いのですが

ただ製品を出すという意気込みが

そもそも違ってたと思ったんです。

まあ、最近は

品管が量産品はきちんとするようになってるので

ぼくがあまり関わってはいませんが

昔の自分を考えると

反省点がありまくりです。

ネジの締めが緩かったとか

設定がきちんとしてなくて

電源投入時綺麗な絵が出なかったとか

その頃は、なんとかバグ潰しで

精一杯で

お客からそういう指摘を受けても

あ~ごめんなさい。

忘れてましたw

とか抜け抜けと言っていたw

それよりバグ潰せたんだからいいでしょw

くらいに高飛車な態度。

ダメですね。

また、クオリティに関しても

昔はセキュリティメインだったので

カメラ出力も人が見るモノだったから

人が見た時の印象が

非常に重要だったみたいですが

ぼくが入った頃には産業用途に特化してたから

画像の印象なんてほとんど意識してなかった。

製品を出すという立ち位置に立つなら

やはり、きちんとすべきことは

きちんとしないといけないですね。

いや~、正直ぼくは

今まで物欲も薄く

欲しくて欲しくてしょうがないものを

手に入れると言う経験も無かった。

なので、あまり高級なモノにも

手を出してなかったから

今回のこの経験が凄く新鮮だったんです。

でも、やはり高級なモノは何かが違う。

世の中でよく言われてることですが

実際に、自分で経験しても

やはり何かが違う。

それって、実は

この梱包であったり

オアズケ時間だったりするのかなと。

あと、やはりぴかぴかの製品だったりするのかなと。

まあ、もっと経験してみないと

分からないですがw

普通の人には

何度も経験済みの当たり前の感覚なのかも

しれませんがw

ちょっと感動したので

書いてみましたw

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