新宿時代。
あの辺はとっても雑多な人が住んでいた。
隣の家からは中国語の夫婦ゲンカが聞こえ
下の階からは演劇のセリフ合わせのような声
真夏の暑い夜に前後ろ逆のタンクトップを着た
アジアンなお兄さん
そして、隣の部屋には
怪しい鍼灸師のおじさん。
見た目は
のんびりしゃべる戦場カメラマンの目をキツくして
もっとヒゲもじゃにして、頭をつるつるにした感じ。
このおじさん、
どうしても、トイレや廊下を
共有してるし、2Fには部屋が二つなので
嫌でもしょっちょう会う。
自然とちょこちょこ話をすることになるのですが
ある時、
いや~、今日は裁判所なんだあ。
う~む、
普通に生活してると
なかなか裁判所に行く機会は無いはずなんだが
聞くと、自己破産したので
そのために行くんだそうですw
あ~、そっち系?W
めんどくさいので
あまり詳細は聞きたくないなあって
思ってたら
案の定
そこから延々話が始まるw
どうもね、なぜに
そこまで追い込まれたのかは
謎のままなのですがw
要は借金が返せなくなったと。
昔お世話になった方々
お客さんとかに
(そういう筋の親分さんとか含むw)
お願いして回ったけどダメで。
だったら自己破産しちゃえ
ってんで、やってみたら身奇麗になって
非常に気分が良い!
だそうですw
うーむ、借金のある身って点から
経験無いから
そこから同調してあげられなかったのですがw
自己破産して気分が良くなったり
そういうもんなのかなあ。。。
何度か裁判所には行かないと
いけないけど、そんなに難しくないって言ってたなあ。
まあ、初長話で
いきなりパンチの効いた話だったのですがw
それから、ちょくちょく話すようになり
ご近所付き合いが始まるんですよ。
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