中学時代
テニス漬けだった日々のこと
特別選別された訳でもない
普通の公立中学
学校内でも、特別選ばれて集まるわけでもない
寧ろ、辛いが故に
あまり人気が無く
正直、あんまり運動が
得意じゃなさそうな奴が集まる
このテニス部。
これらの普通の田舎の中学生が
なぜ、全国大会まで行けるのか。
不思議ですね。
よく考えたら
凄く不思議。
ぼくらの代は振るわなかったけど
ほぼ毎年全国大会には
行っているんです。
やまちゃんマジック。
今はもう引退してるのに
未だに全国常連
今は誰が指導してるんだろう。
誰かが引き継いだんでしょうね。
このテニス部を
自分なりに分析してみた。
まあ、何しろ
練習量は半端ない。
朝練、昼練、夕練
帰ってからも自主練
（これも意外とみんなやってたらしい）
家が金持ちの奴は夜
民間のテニスクラブに行ってる奴もいた。
土日も全部練習
長期休みは練習と遠征。
授業中でも
スナップを鍛えるために
手首をクィックィさせてましたし
踵を少し上げて暮らして
足の筋肉も鍛えてた。
風呂に入れば
湯の中で手首をクイックィ
思い返せば
本当にテニス中心で
テニスしか頭に無かったｗ
最初は
体格的にも貧弱だったのに
１年もすればみんないい体になってた。
結構普通に縦割れ三段ｗ
うーむ、書いてて思ったけど
こんだけやれば
確かにそれなりの所まで行くのかもしれんｗ
しかし、やまちゃんマジックは
ここから。
まずメンタル。
勝負に勝つためのメンタルを鍛える。
ここがｗ
ぼくは苦手だったんですがｗ
レギュラーは皆
日々試合をし
負けたらやまちゃんに
ボロクソに言われる。
アヒル歩きをさせられる。
負けたくない。
この気持を繰り返し
自分の中に植えつける。
そう、他所の学校の
恵まれた体格のライバルたちに
勝つためには
逆境でも負けない強いメンタルを作る。
そして勝ちへの執念では誰にも負けない
そういう鍛え方をしていた。
そして、やまちゃんの
勝ちへの執念も半端無かった。
他所の学校との練習試合とか
本番の試合とか
あるじゃないすか。
そこには
バスをチャーターして１年から全員で行く。
１年他、レギュラー以外は
全員応援団。
まあ、試合を見せるのも
目的だったんでしょうけど。
そこでもやまちゃんマジックは徹底していた。
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