中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

雇用者と被雇用者

今日、ふと

やまもといちろう氏のブログを見ていて

この記事に目が止まった。

http://kirik.tea-nifty.com/diary/2015/10/appbankenish-24.html#more

あるゲーム会社が潰れて

その顛末をその社長がブログで語っている。

まあ、そのブログの意図は

ある人物が会社を引っ掻き回したので

会社は潰れてしまった

ということみたいなのですが。

このやまもといちろう氏のブログには

その会社を途中で辞めてしまった

中枢プログラマらしき人のブログ記事も載っていた。

見ると、よくある

現場の厳しい状況。

両方読み比べて

凄く切なくなった。

みんな、それぞれに

良いゲーム、良い仕事を

したいと思って頑張っている。

ゲームなので

ただの回路設計とは違う

クリエイティブというまた

違う要素もあるとは思うのですが

自分の製品に対する思いに関しては

似たようなシンパシーを感じる。

現場の人からも社長からも

しかし、どういった

食い違いからか

真っ向殺り合うような状況に

陥っている。

長らく、この現場の人みたいに

現場にどっぷり浸かって来た人間としては

この現場の人の気持はよく分かる。

一方で、これから社長を目指す自分としては

社長の言い分も何となく分かる。

そして、恐らくこの状況まで

追い込まれてると

どう仲裁しても無理。

感情論なので。

そして、こんな話はどこにでもある。

うちにもある。

恐らく、ほとんどの会社にある。

その大元は

恐らく、雇用者と被雇用者の関係だからであり

この2つが完全に分かり合える時代は

永久に来ないと思うのです。

だって、社長は

株主に対して

最大限の成果を出すことをコミットしなきゃいけないし

被雇用者は、会社を潤わすことが仕事とはいえ

自分の身の安全が保証されてることが前提なのに

心が壊れるほどは頑張ったら

自分の将来が無くなりますからね。

多分、うまく行かないっしょ

まだ、欧米みたいに

完全に上下で区切ればまだ楽なのに

ゲームって言う

作り手のオモシロガリが結果に大きく響く性質のモノの場合

上下で完全に区切ればいいってもんでもない。

この例に至っては

社長もいいゲームを作りたいと

真剣に思ってるので

状況はずっとマシ。

なのに、結果は会社が無くなってしまった。

いや、この例に対してどうこうは

一切無くて。

言いたいのは

起業家の卵として

我々は、こういった

ドロドロした世界に今度は逆側サイドで

参加するんだよ!

覚悟して掛かれよ!

って自分のふんどしを締め直すために

引用をしたかったのです。

時にはとことん嫌われる覚悟も必要です。

切なくて

場末の飲み屋で

涙を流しながら一人飲むなんてことも

しょっちゅう起きるでしょうw

みんなから

後ろ指を刺されてることを自覚しながら

おはよう。と

朝、会社に入っていくんですよw

こんな状況で何を支えに頑張るか?

ここで、改めて高い志!

これが支えになる。

自分の欲求を研ぎ澄まし

この部分を確固たるものにしとかないとねw

メンタルやられちゃうよw

ありがとうございます!

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