中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

今際の際に振り返ろう!ドラマ「破裂」

今、NHKで
「破裂」
というドラマをやっている。


これは、主人公の心臓外科医が


心臓を若返らせる
夢の治療法を編み出し。

 

幼少の頃、自分を見捨てた

国民的映画俳優の実父に救いを請われて

親子の憎愛などを絡めつつ

結局、最初の治験を実父に行う

 

驚異的回復をするのだが
後から副作用で
心臓が破裂することが発覚し


現在の日本の高齢化社会を憂い

老人を減らすべきだと考えるある役人が


ピンピンポックリなんて理想的な死に方だとし


国の医療費削減に絡めて国の上層を巻き込んで


その治療法を悪用しようと企む話。

 

 

なかなか扱うテーマがエグい所を突いている。


ドラマの中ではこの治療法を
悪用しようとする役人「佐久間」が
猟奇的なすんごい悪いやつとして
演出されている。


まあ、世間一般から見たら
当たり前なのですが


いざ、自分の死に方として
どういったのが理想かと聞かれたら
どうでしょう?


ぼくもいい年なので
今まで、親戚、祖父母、両親
いろんなパターンの最後を見てきました。


総じて言えることですが
やはり、周りに迷惑を掛けて死にたくない。


これを強く感じる。

 

これは、みなさんはどう考えますか?

 

ぼくは

やはり、自分の子供とかに
迷惑や世話をさせて、彼らの生活に
制限を掛けながら
生きながらえることは
本望ではない。


前日まで、楽しく生き
次の日、眠るように死にたい。

 

はい!理解してます!自覚してます!


こう思えるのは、まだ自分の死を
身近に感じてないが故の余裕であり


実際、死を目の前にすれば
生きたいと思う。
それが人間だし、それを責められる人など
どこにも居ません。


ぼくも余裕がある間は
迷惑かけずにポックリ行きたい。と思うけど


いざ、死ぬ寸前には
死にたくない。。。って泣きながら
周りにすがると思います。

 


そこで改めて振り返ってみましょう。


現在、自分の死が身近じゃない人は
恐らく、ピンピンポックリを望んでいる。


ほとんど多くの人が同意していただけるでしょう。


そうすると、この悪の役人「佐久間」が提唱している
ストーリーのどこがいけないのでしょうか?


彼は本当に悪なのでしょうか?


彼に振り回され、一生懸命
自分の治療法をピンピンポックリから
真の夢の治療法にしようと頑張る主人公
彼は何を目指しているのでしょうか?


医師としてのエゴじゃないでしょうか?


僅かな延命期間の後に結局訪れる
寝たきり老人としての患者の最後なのでしょうか?


偶然ポックリなら他の老人から羨ましがられるけど。
わざとやったら殺人。


結果から見たら同じことなのに
この差は何でしょう。


選択肢の一つとして選択が出来るなら
これって理想じゃないかと思うのですがいかがでしょうか?


非常に考えさせられるテーマですね。

 

 


かっこいい親父が難病に掛かり
最後意思疎通もできなくなった親父を
おれは安楽死させてあげた。


この佐久間の独白に


主人公の実父が佐久間にこんな
セリフを言うシーンがあった。


「おまえは証明したいんだ。安楽死が間違っていなかったと」

「しかし、人の気持ちは一つに決められない。」

「生まれたばかりの我が子を前に、
 こいつを守りたいと心から思った
 しかし、一時間後には芝居のことを考えていた」

 

「おれはもう死んでもいいと口では言っても、
 次の瞬間には生きたいと思っている」


恐らく、ここに真理がある。


死と言う、誰も乗り越えることが出来ない壁を前に

どんなに格好をつけても

あらゆる葛藤が巡り、感情が顕になる。


そして、それを誰にも断ずることが出来ない。

 

なぜなら死というものは

どんな人間も平等に訪れ

死の前では皆ちっぽけな存在だから。

 

これが故に

「死」に相対する事

これが人類の永遠のテーマ
である理由じゃないかと思うのです。

 

 

 

ありがとうございます!

 

 

 

基板起こしミス0%!回路図NET自動チェックツール
サイト
http://checker.scoutlabo.com/
ScoutChecker Ver 0.1.1.9   10/8リリース
細かい不具合を直しました。一部機能も改善。

ScoutChecker用データベース作成ツール
ScDBEditor Ver 0.0.1.0   10/4リリース
細かい不具合を直しました。

使い方動画をアップしました!
動画

ScoutChecker関連情報メールマガジン
読者登録
thaJ2@mail.os7.biz
こちらに空メールで読者登録がされます。

デバイス登録依頼
問合せフォーム
データベースに入れて欲しいデバイスがあれば、このフォームに書いて下さい。
こちらで入れてバージョンアップでフィードバックします!



質問や疑問、気になることがありましたら
sugaular@gmail.comにメールください。
全力でお答えします!

ランキングに参加2種(押して頂けると助かります)
1.人気ブログランキングへ
2.にほんブログ村 IT技術ブログへにほんブログ村