不動産投資。
結局、諦めたんですが
総括すると今回のチャレンジでいろいろ分かった。
まあ、世間でも言われてることだし
今更ですが、あれはキャッシュを持ってやるもんです。
そうじゃないなら、多少は危険な橋を渡る覚悟が要る。
例えば、当初の収支予測でプラスだったとしても
実際は、想定外な出費が嵩み
CFが薄いとこの想定外で
簡単にひっくり返ってしまう。
平時に於いても
台風でアンテナが動いてテレビが映らんから直してとか、
お客の入れ替わりが重なると数十万とか出て行く。
ましてや、今回みたいな地震なんて起きたら。。。
トータルで見たら、プラスだったねとか
マイナスだったねとか
他人事のように笑って話せるくらい余裕があって
初めて成り立つものなのです。
実は先週の金曜日
兄貴と連絡を取ったら、ちょうど実家のアパートを
売ったって話を聞いた。
２棟くらいあったんですが
それをまとめて売ったと。
なんで売ったかって話になって
まあ、要はローンがデカイ上に
いろいろ出費が多いから
収支が微妙だった。
出来れば手放したいと売りに出して
２年くらいずっと待ってた所に、買い手が付いたので
すぐに売った。
結局、結構高く売れたので
ローン返済して、だいぶ残った
って話。
別事業のキャッシュフローがなきゃ
無理だったって話だから、
トータルは微妙かも。
その物件を買った人は
あらゆるものを抵当に入れて買ったらしく
買えたことを凄く喜んでたらしいが。
この話からすると
あの物件は恐らく
現金をかなり入れないと合わない物件。
全てを抵当に入れて臨む人だと
恐らく合わない。
この辺、ぼくは抵当は入れずに進めてたけど
余裕のなさ加減がそっくり。
傍から見るとあぶねーとしか映らないですね。
兄貴は、この取引を
「余裕の有無の差で勝敗が決するゲーム」
そう締めくくっていた。
そう、この話から言えることは
余裕が無いといろいろと不利なんです。
そして、今はマイナス金利。
マイナス金利で何が起きるかと言うと
銀行がガンガン貸すように成る。
そうすると、余裕無い人にも貸すので
買える人がたくさん増え。
物件価格が高騰する。
利回りの悪い物件がゴロゴロし
数年前から見たら有り得ない利回りでも
ちょっと良いくらいで、みんな飛びつく。
現在は、プチバブルな状態なのです。
今は売りどきであり、買いどきではない。
正直、実家はかなり田舎なので
買い手が付くこと自体凄いなと思ったけど
ぼくも地方の１棟を買うつもりで
それも喜んで買うつもりだったんだから
あまり人のことを言えないｗ
株と一緒。
持ってないと、上がっているように見えて
凄く持ってる人が
うまくやってるように見えるけど
いざ持ってしまうと簡単に手放せないし
実情を知ってしまっているから
持ってない人の方が羨ましくなったりするｗ
兄貴は、もう二度と不動産はやらないと言っていたｗ
この辺の話もぼくが
やめようと踏ん切りが付く要因になったんです。
ありとうございます！
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