中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

ビッグショート その2


社員旅行の飛行機で見た映画ビッグショートのつづき


家が欲しい人は幾らでも世の中に居て、
そういう人にガンガンローンを組ませ
家を買わせる。


そうすると、銀行も債権売って回収してしまうので
自分の懐は痛まないし
ローンの審査なんてほとんど無くなり。


誰にでも貸してくれる。


この映画の中では


生真面目ヘッジファンドが
ある銀行屋の間違い電話で
CDS(CDOの空売り)の存在を知り


もしかして破綻の可能性があるのか?と


この辺の調査を丁寧にやっていくと
この辺のひどい状況が浮き彫りになっていくんです。


住宅地を廻ると
ローンが払えずほとんどが売りに出され


ローン貸付の担当者に話を聞くと
超バブリーなナリをした連中が
こんなの簡単だぜ?


オレは肉体労働者専門だけど
こいつなんかもっとイージーな。。。


そこで画面が代わり、ストリッパーに
職場で事情を聞いてる場面になり


中身なんかよく分かんな~い
なんて言う半裸女性が5軒もローンを組んでいることが
判明するわけです。


そして、そのほとんどは変動金利で借りており
数ヶ月後に金利が上がることが分かっている。


起きるべくして起こった事態だったのです。


生真面目ヘッジファンドは
この状況を憂いて頭を抱える。


破綻すると大量に家を失う人も出て
相当のインパクトが予想される。


でも、ヘッジファンドである以上
稼がないといけないので


そのCDOの空売りCDSを大量に買い付け
結局破綻前に売り切ってしまう。


最後ではリーマンが破綻し、
CDSで儲けた田舎者ヘッジファンドが


憧れてたリーマン・ブラザーズの中を見たいと
中に入ると、がらんどう。
なんか、憧れとだいぶ違う。とこぼす映像。


その後に家を追われた人たちが
引っ越しをする映像が出て


勝利者の居ない世界だという形で締めくくっていた。


そもそも、そのCDSってもの自体
最初は存在して無くて。
最初に気づいた変人ヘッジファンドが
銀行に持ちかけたら


銀行担当者は笑いを噛み殺しながら
引き受けていた。


売ってる方も状況を理解してなかったんですね。


だから、そのCDSも破綻したら25倍のゲインって条件でも
喜んで引き受けていた。


面白いのが25倍の条件なので
破綻まで待てば一番おいしそうだけど


銀行が潰れたら0円になってしまう。


破綻直前に売る、これをしないと
終わらないんです。


有限責任の世界を
改めて実感した。


つづく


ありとうございます!

 

 

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