中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

ちょっとだけ

 

世の中は
何でも時間を短くする方向に向かっている。
いや、時間の概念じゃなくて


要は「ちょっとだけ」


これが重要なキーワードかなと


今のアイボール戦争は
(って今調べると、
 この単語あまり使われてない?
 ユーザーの視聴時間を
 ゲームやテレビやビデオなどが
 奪い合うイメージなんだけど)


この視聴時間が
どんどん短くなっている。


スマフォなどが無い頃は


公共交通機関に乗ってる時間とか


待ち合わせ時のちょっとした暇時間


この辺は、釣り広告だったり
街中の看板や街頭テレビ


街中の雑踏を眺めて過ごしていた。


そういったものがアイボールを専有していた。


それが今や
何でもスマフォやパッドですよ。


どこに居ても
自分にとって一番見たい
視聴環境が作れる。


おそらく
どこの街に行っても
目的地に行くため以外で


看板なんて見てないと思うんですよね。


下手すると
目的地行くにもGoogleマップ見てるし。


まあ、何しろ
ちょっとした暇時間のアイボール戦争は


完全に
「自分にとって一番見たい視聴プログラム」
の中での戦いになっている。


今までだったら
久々に小説でも読むかだったのが


まあ、ゲームだったり
動画だったり。


そんな中


今度は、もう一段階ステージが進んで


ほんとに
ちょっとした時間。


あと数分で電車が来る。とか
迎えの車待ち。とか


その暇な時間が
すぐに終わってしまうかもしれない。


そういうミクロな暇時間の
奪い合いになっている。


これって
実はカテゴリーとしては別になってて
ゲームのレギュレーションも異なる。


まず対戦系のゲームや
1クールとか、ある一定時間を
要するゲームは
入り込むのが結構厳しくなる。


対人はマッチングもあるし
やっぱ、時間要素のハラハラが
面白かったりあるじゃないすか。


残るは
じっくり系パズルゲームくらい?


しかし、それだって
それなりに頭使うやつだと
細切れ時間では厳しい。


多分YouTubeだって
細切れすぎると


前後を思い出す手間から
厳しくなる。


こういう状況だからだと
思うんですが。


tik tokでしたっけ?
最近若者に流行っている
スマフォのアプリがありますよね?


こんなサービスが
生まれたんでしょうね。


こいつに至っては
一番短くて15秒の完結した動画で
音に至っては音声なし。
BGMをのみ。


端から視聴者の頭を
使わす気がゼロ。


狙いは「1くすり」


ちょっとだけ
口元が緩む。


これしか狙ってないんです。


そういう短い動画が
連続で流れているのを
眺めるサービス。


いつでも
視聴を止められる。


マイクロ暇時間を
狙うにはちょうど良い
サービスですよね?


そして、これ
ユーザーが投稿した
動画ばかりで


そちらについても
いろいろ工夫がなされているのですが
それはまた今度。


要は
このマイクロ暇時間


これを目一杯真剣に
狙うサービス
面白いなと思った。

 

ありとうございます!

 

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