エレキ技術者と言うと、どういうお仕事でしょうか。
ぼくがイメージするエレキ技術者とは
目的の仕様があり、それを実現する回路図を設計し
基板を起こし、その基板が目的の仕様に合致するまでデバッグをする。
場合によっては、その中にあるデバイス(FPGAやマイコン)で動くプログラムも書く。
これでは無いかと考えます。
ただし、これは私のような中小企業のエレキ技術者の場合の話。
大手などでは、この一連の作業を細分化し
回路図設計とパターン設計が分かれていたり
FPGAの中身の設計は別部隊が居たり
量産に移行する過程を別部隊が担当したり
などのように複数の人間、部署が関わって一つの製品を作り上げます。
ぼくの居る会社でも、パターン設計は外注に出すし
量産移行の部分を少しは別部署が補ってくれるようになりました。
(昔は設計から初期ロットの検査梱包までやってたこともあります)
また、プログラムもソフト屋さんが居るのでそっちにお願いすることも出来ます。
ただ、中小の大きな特徴として
1製品を一人でほぼ最後まで面倒を見る
という点が最たる特徴だと考えます。
ぼくは大手での経験が無いため、
大手について詳しく書くことは出来ません。
なので、ここでは中小企業に務めるエレキ技術者の話を書こうと思います。
将来エレキ技術者になりたいと言う若い方、
大手でやってる方で中小ってどんな感じなんだろうと思われてる方などに
少しでも役に立てて貰えればと思います。
質問や疑問、気になることがありましたら
sugaular@gmail.comにメールください。
全力でお答えします!