新宿時代。
週末の朝、いつものように
秋葉原でも行こうかと
自転車を乗り出したんですよ。
住んでた場所は
下町の町並みにときどき
高層マンションが立つ
非常に凸凹した町並み
土曜の朝
天気も良かったし
ちょっと気持ちいいから
飛ばしてたんです。
調子よく漕いで
勢い良く角を曲がった。
曲がったすぐそこがマンションの
エントランスの前だったんです。
結構、あの辺は
お水な女性が職場の近くに住む需要から
高級なマンションも有った。
そのマンションの前に
どう考えても
その車幅で入ってきたら
すれ違いなんて出来ないよねって言う
大型の黒塗りベンツと
そういう筋の方と思しき二名。
恐らく、親分の逢引の
ボディーガードな方々
だったんだと思うのですが
曲がってすぐの所に
立ちはだかっていた。
こっちはびっくりで
今にも転びそうになってキッて止まったんですが
向こうのお二方は
もっとびっくりしたのか
キッと睨むと同時に
あろうことか
二人が同時に右手を懐の中に！！！
え！
その中には何が入っているの！？w
も、もしかして
ぼくは２０代後半で
そういう筋の方々の抗争に
巻き込まれて
悲運の死を遂げてしまうの？w
そして、あなた方のその目ｗ
どう考えても
何人かや（殺）ったことありますよね？w
びっくりマークの応酬のような瞬間を
非常にゆっくりと体感しながら
あ～、もしかして
ぼくは死ぬのかなあ。
この体感時間の遅さは
いわゆる死ぬ前の走馬灯？w
そういえば、タケシの映画で
小汚いおじさんが
自転車ヨロヨロ乗りながら
普通に携帯取り出す感覚で
銃取り出して
パンパンやってるシーンが有ったなあｗ
あのおじさん
演技うますぎて
パンパンやるまで誰も気づかないくらい自然だったなあｗ
あのシチュエーションにそっくりだなあｗ
ほんの数秒の間に
いろんなことを考えながら
固まっていたら
向こうが、
こいつは違う！
と判断してくださって
一気に緊張が解かれ
懐から右手が出てきたｗ
まさにVシネに出てきそうな
シチュエーションｗ
まじで撮影か何かかと思いましたよｗ
新宿って恐ろしいですねｗ
うららかな土曜の朝が
一瞬にして悲劇の抗争現場
になるところでしたｗ
質問や疑問、気になることがありましたら
sugaular@gmail.comにメールください。
全力でお答えします！
ランキングに参加２種（押して頂けると助かります）
２．
