中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

愛着

回転について

まだ書き足りなかったので

続き

回転を上げようと思ったら

一つの製品に

掛ける時間を減らす必要がある。

売り始めて2,3個目くらいかな

クレームを受けたことがある。

記述に無い

傷やカビがあると

写真付きで丁寧にご指摘を頂いた。

それまで、こんな感じかな

とか適当にやってたのですが

そのクレームを受けて初めて

今、やっているのは

生身の人間との現実の取引であることを自覚した。

この辺、傍から聞いてると

そんなの当たり前だろって思うでしょうけど

実際、ネットでポチポチやってると

なんだか、ゲームみたいな感覚に囚われて

現実味を帯びない。

その感覚が一気に現実になった感じ。

まあ、この件は結局

返金、返品になったのですが

これを堺に

いろいろと気合が入った気がする。

要は、ネットを介した先に居るお客に

できればきちんと満足してもらいたい。

そうすると、1個のレンズに掛ける時間もね

それなりに取りたいじゃないすか

マウント掃除したり

そんで、ずっと触ってると

そのレンズ自体にも愛着が湧いたりするじゃないすかw

この辺とどう折り合うかって話w

今まで、開発業務では

製品に愛着が湧けば湧くほど

製品は良くなる。

みたいなことを考えてやっていた。

それだけ、良くしようと情熱も傾けてるしね

当然、割り切って

淡々とこなす同僚も居る。

寧ろそっちの方が多いかも。

ただ、ぼくの今までの経験で言うと

愛着が湧くほど

関わった

手間を掛けた

苦労させられた

そういった商品は

よく売れたし

対外的な評価も高かった。

まあ、こんな傾向で

モノを考えていた人間が

回転こそが、利益ってくらい

スピードが重要な新しいビジネスに

手を出してるんですから

戸惑いますよね。

自分の信じてた世界は

そういった志向(嗜好?w)が許されてた

特殊な狭い世界だったんですw

愛着を排除し

回転を上げる。

新しい課題ですw

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