中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

会社の仕組み

図書館に居る時

実はもう一冊の本を借りた。

アメリカの高校生が読んでいる起業の教科書

この本では起業やそれを取り巻く経済

会社組織の本質など

基本的なことを

分かりやすく

説明されていた。

正直、会社組織とか

所属をするレベルだと

あまり根幹的なことまで

掘り下げて調べたりは

しないですもんね?

結構勉強になった。

そして、その中で

そっか~、そうだよなあ~

って感じた点を一つ

会社の説明の所で

人類最初の株式会社は東インド会社である。

これw 懐かしいですねw

受験勉強で無理やり詰め込んだ知識が

まさかw こんな所で生きるとはw

ただ、このフレーズが頭の中にあるだけで

中身までは理解してなかった。

この本では、これについて

以下のように説明している。

胡椒をインドから持って帰る

そういう船の1回の航行に対して

株主がお金をそれぞれ投資し

会社を起こし、無事帰ってきたら

株主に利益を還元し解散する。

最初の時点の株式会社とは

ある目的のために発生し

目的を達成したら解散するものだったのです。

そう!

この仕組。

主役は株主であり

株主の目的のために

集められたプロ集団。

それが株式会社だったのです。

そして、ここには

現在の会社と大きく違う点がある。

決められた期間でその組織は解散する。

これが先に決まっている。

これ、すっごい重要!

これが有るのと無いのとじゃ

構成員の方向性がそもそも大きく変わる。

なぜだか分かりますか?

それは、集まったメンバーが

自分の業務に対して真摯にプロであろうとするか否か

ここに大きく影響をする。

そもそも、その限られた期間に

社長に成り上がろうなんて考える社員は居ないでしょ。

ここでは

ある目的に対して

社長も社員も同列なのです。

それぞれの役割を全うするか否か。

社長はマネージメント役

社員は実務担当役

なのです。

社内政治なんて単語は生まれないでしょう。

唯一生まれる可能性があるとすれば

船と胡椒持ってトンズラしようとした時くらいw

会社と言う組織の中は中でいろいろあるけど

そんなことに興味は無くて目的を達成するか否か

それが一番の焦点であり

インドを往復する船長や船員が誰であるか

そんなことはどうでもいいことなのです。

視点は完全に株主視点で語られ

その中で、命を掛けている船長や船員については

ほとんど触れていない。

この書籍では

会社はロボットである!

こう断言しているのです。

面白いですね。

今まで、ぼくは

ずっと会社組織に対して

従業員として関わっていたし

それが会社の全てだと思っていた。

実際、うちの会社の社長を見てても

社長は過半数を所有する筆頭株主でありながら

株主としての顔を見せることもなく

最高執行責任者としての顔しか見たことなかった。

しかし、この組織はそもそも

まず株主という頂点があり、

その株主の目的を

実際に達成させるために組織された

実務執行集団なわけです。

(当たり前なことなのですが、

 改めて実感したので敢えて書く!)

ここで改めて

自分は何を目指すべきか

自分に問うてみた。

楽して優雅に暮らしたい

これを目標とするなら

本当に目指すべきは

社長ではなく

株主ではないのか?

社長なんて

責任も重いし

気苦労も多いし

社員からは影でDisられ

給料が安いとぶーぶー言う社員を

なだめるのが仕事w

本当にそこを目指すの?

目指すべきポジションちがくない?

そんな状況を

乗り越えるくらいに

強烈にやりたいことがあるんですか?

考えた結果、結論はこう!

いやw 株主になりたいのは

やまやまだけど

そのために必要なお金が

手元に無いので

まず、そのお金を社長になって

貯めるんです!

自分の目指すべき道を疑い、

そして、やはりそれを目指すべきだと

改めて再認識できたわけですw

ありがとうございます!

質問や疑問、気になることがありましたら

sugaular@gmail.comにメールください。

全力でお答えします!

ランキングに参加2種(押して頂けると助かります)

1.人気ブログランキングへ

2.

にほんブログ村 科学ブログへ

にほんブログ村 IT技術ブログへ

にほんブログ村