そういえば
Googleマップの件で
総括をしてなかった。
あのサービスから思うことがある。
Googleみたいにインターネットを使って
世界同時並行展開をする巨大企業が
本気で動くと、
極東ローカルのお山の大将サービスなんて
簡単に駆逐されてしまう。
十年前くらいかな。
アメリカに出張に行った時
週末、向こうの会社のスタッフでカヌーツアーに行くのに
一緒に連れてってもらった。
車に分乗して行くのですが
その時、ナビなんて
誰も持ってなかった。
そして、
迷子＝死ってレベルの広い国だから
定期的に決めた集合場所に全員来るかどうか
幹事の人が凄く神経質に心配してたのを記憶している。
その頃、日本じゃナビがかなり普及して
無くてはならないレベルに定着してたので
アメリカみたいな国なら
有って当たり前だと思ってたので衝撃だった。
それが、十年前。
だったと思う。
しかし、気づけば
そういうナビ専門メーカーが育つ前に
恐らくGoogleマップが代わりを果たしてしまった。
まあ、誰の目にもナビの重要性と便利さには
気づいていたので、Googleの中の人も
やれば間違いなく、大きなゲインが狙えると思ったことでしょう。
衛星写真に始まり、Googleカー
あっという間に凄いモノを実現してしまい。
ナビとしての便利さも
先日の記事の通り
恐らく、専業メーカーも超えるレベルになっている。
今更、ナビを新たにやろうという会社は
もう現れないでしょう。
実質、体力、スピード、開発力の差で
ライバルを駆逐してしまった。
これから学ぶべきは
現在、安穏としている
世間一般で安定していると言われる業種は
今後彼らのターゲットになりうる可能性があるってこと。
より大きなゲインが見込めるなら余計にね。
IoTなんかもそう。
彼らがほっとくわけがない。
寧ろ、我々がすべきことは
彼らの動きをよくよく観察し
彼らが取りこぼす箇所がどこかに無いか見守って
そこに注力することなのかもしれません、
決してかっこいい戦略では無いけど。
多分、これは現実。
今、ナビ専門会社
地図専門会社はどうしてるんでしょう。
前はGoogleマップで相乗効果的に
ビジネスが増えたとか言ってたけど
今はどうなんだろう。
地図にそれなりに投資もしてたでしょう
並々ならぬ人的エネルギーを割いてたはず。
虫の息って状況じゃないことを祈りたい。
海の向こうから
突然訪れる津波。
地球の裏側の地震にも
アンテナを張って
事前にキャッチしておくことが必要だと思うんですよね。
ありとうございます！
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