若者の新品離れだそうですよ。
中古品を扱う側としては
ウェルカムですが、
新品売れないと、
経済が疲弊しちゃいますね。
しかし、この新品離れは
予測することが出来たのです。
さかのぼることうん十年、
僕がまだ学生だったころ、
日本も裕福で
一介の大学生が卒業旅行と称して
海外旅行が出来てたバブルの時代。
その浮わついた世の中
世間の「せ」の字も理解してない
アホな大学生であったぼくも
ご多分に漏れず、海外旅行に行ったのです。
それもヨーロッパ
うん十万もするのに
親父から
母親の死亡時の保険金の一部を
自由に使えと渡されており
あろうことか
その一部を使用した。
まあ、家の方針が
金は残せないが学だけは
残してやる。
だったので
見聞を広めるための投資として
母親も理解をしてくれると解釈している。
その頃ハンマープライスとかって番組があって、
芸能人の着た服ってだけのゴミに
うん十万、うん百万って
値段が付いていた。
ただの中古品には誰も見向きもしない。
そういう時代、
イギリスだったかの国では
どんな番組が人気だったか？
代をまたいだ
年季の入った古物を再生して、
持ち主に返し
祖父母を懐かしむ。
そういうドキュメンタリー仕立ての
バラエティーが人気だったのです。
その頃
イケイケドンドンな国から
来た人間から見て、
これが如何に異質に映ったか、
想像してみてほしい。
『ソイヤッ！ソイヤッ！
あ！え？ うーん そうだよね。。。
そういうのもいいよねw』
ま、正直言って肩透かし。
『え？ 若者はどうなん？
この感覚は若者でも同じ？』
とか思ってたら、
若者は長引く不景気で
すっかり退廃的。
なんだかイメージと違う
と思うと同時に
日本もやがてはこうなるのか？
とても信じられない！
それがその時のぼくの感想。
そして今気付いたら
日本も同じような道を歩いてる。
恐らくはこれから起きることについて、
改めてヨーロッパに学ぶべきだと思うのです。
とはいっても
そこから今に至るまで、
向こうには、
そんな大きな変革もなく
ダラダラ下がってるだけにも見える。
丁寧に見ていくと何か有るかもしれない。
そこはこれから
調べてみるとして
そして、逆に見ると
今飛ぶ鳥を落とす勢いの中国も
似た道を通ると考えたら面白いですね。
恐らく、その頃には、
飛ぶ鳥を落とす勢いのアフリカが
元気にやってるかもしれません。
こうしてみると
世界史や世界地理の勉強は
未来予想という意味で
立派に生活に役立ってますね。
この辺についてはまた別途。
ありとうございます！
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