中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

面白い分野

 

最近、ふと
同僚のメカ設計の人間と
話すことがあって


話を聞いてると
意外と面白いことをやっていた。


小型カメラに取り付ける
小型レンズを固定玉と言うのですが


固定玉はネジが切ってあって
カメラ本体に取り付いている
筒に挿して回して取り付ける。


取り付け位置でピントなども
合わせる。


今まで
これは工場では
人の手で調節していた。


調節して壁に張った
同心円の絵を写しを
繰り返しピントを合わせていたんですね。


それを自動でやろうと
固定玉を機械的に固定し
自動で回す。


その固定に3枚の羽根を使っており
逆回転にも対応してて


商品である
固定玉を傷付けないように
回す仕組みがよくできていた。


その上、玉の径の違いも
吸収出来るスグレモノ。


未だ世の中に無いらしい。


正直、失礼ながら
メカって、もう完全に枯れた技術だと
思っていた。


今でもぜんぜん、発明に近いレベルの
開発が未だにできている。


しかし、エレキは
どうでしょう。


センサーがCMOSになって
FPGAで何でもやるようになってしまった今


開発と言うと
プログラミングとその開発ツールの使い方。


まあ、ほぼほぼソフト屋さん。


世の中に無いものが作れるかと言うと
どうなんでしょ。


まあ、カメラ縛りだと
なかなか限界があるよね。

 


要は面白さでエレキがメカに負けていると
言わざるを得ないなと思った。


ああw 仕事で
面白さの勝った負けたなど
意味が無いのは
分かってるんですが。


自分にとっては
面白さがすごく重要な要素で


エレキは面白くなると
踏んで飛び込んでいるだけに


複雑な心境なのです。

 

そして、ここまでの経緯を
分析して、次に来るであろう
開発が面白い分野を予測する。


これがやりたかった。


世の中はほぼほぼ
ソフトで占められるようになるでしょう。


メカは今後も残るかな。


要は自然から
使えるなにかを作り出す部分は
今後も残る。


自然素材、またはその合成から
新しいなにかを作り出せる化学


素材は何でも良くて
そこから形を作って
新しい機能を持つなにかを作り出せる機械


この辺は
大手など力あるものだけが残って
シュリンクは進むけど
無くなりはしない気がする。


エレキはどうしても
2次的なものなので
どんどん誰でも作れるように
なりながら
差別化の難しい業種になっていくかな。


ソフトも誰でも作れるなにかに
どんどん近づいて
差別化が難しくなる。


そもそも
作る人が人間じゃなくなる。


AIが替わりにやる。


それを言うと
化学枠の薬はAIが作ってるね。


AIが作るは
機械もエレキもソフトも
同じ傾向を辿るね。


面白い開発の
分野って
無くない?


まだ、まとまってないけど
引き続きこの検討は続けていく。

 

ありとうございます!

 

 

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