中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

相対じゃないんです。

 

なぜ、現在の日本は
世界的に見て
貧しい国になってしまったのか?


これについて
ずっと考えていた。


決して怠けてるわけじゃなく
寧ろ、世界的に見ても勤勉な国民性なのに。


給料は安く、物価も下がって


ひと昔前の
日本からみた、近所のアジア圏の国々みたい。


安く海外旅行したり
ブランドものを安く買える国


このポジションになってしまった。


これについて
考えた結果
最近、辿り着いたのが


そもそも、われわれから見えている
パラメータでそのポジション変化の説明は
つかない。


おそらく、アゲアゲな国は
国民が多少怠けたって右肩上がりのままだし。


日本人がいくらがんばっても
いまのままじゃ
右肩上がりに返り咲くことはない。


じゃあ、それを決めるのはなんなのか?


まず、国全体の力 国力 が影響する。


じゃあ、そもそも国力とは?
って話だけど


ここが面白かった。
https://www.nira.or.jp/past/newsj/kanren/130/134/sanko2.pdf


国力の定義は
国としての目的があって
その目的に近づく能力と定義している。


じゃあ、その目的はというと
「 国民一人ひとりの生活の質を高めること、並びに人類が平和裡に共生すること」
辺りと定義してるみたい。


あ~、この記事というか論文は
NIRAというシンクタンクによるものみたいですね。


国としての定義じゃない。


しかし、非常に的を得てる気がする。


要はね、国として
目指してるのは


国民の生活の質を高めることであり。


中国に負けない生活を
送ることじゃない。


よその国から見て
貧しいかどうかじゃなくて


日本国民が心豊かに
暮らせるかどうか


これなんですよと。


まあ、個々人が
中国に負けたくないとか
ぜんぜんアリですが。


国はどっかの国を比較対象にして
目標設定など、そもそもしてない。


とっても大人な対応ですよね。


我々も、今こそ
隣の芝の青さばかり
気にしてないで


自分のQOLで見るべきじゃないだろうか。


そう感じたので書いてみた。

 


ありがとうございます!