中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

能力差

 

ChatGPTはもう二三段成長するでしょう。


そうすると、いよいよ簡単にAIが誰でも使えるようになる。


恐らく、字で打たずとも
おしゃべりでAIに司令が出せるようになる。


そして、AIがあらゆる面で優秀であることを
今まさに、多くの人が体感し驚愕している。


これは即ち、誰でも
個人の能力に依存せず


AIが補完できる範囲のレベルまで
みんな能力的には同じになると言える。


最初は、情報など
物理的要素が伴わない部分からですが


ロボットが進化してきたら
もっと広範囲に対象分野は広がっていくでしょう。


そうすると、いよいよ
個人の能力に依存せず
やりたいことをなんでもできる能力を
みんなが手にすることができるかもしれない。


そこから、経済活動がどうなるのかは
まったく予測できないですが。


おそらく、個人間、集団間、企業間
の競争というものは無くならないでしょう。


その競争こそが
今までの発展の原動力だったわけですし。


じゃあ、その競争の勝敗を決める要素は何か。


AIを使役する
人間の本質。


そこに至るまでに何を勉強し、経験し
どういった感情を経てきたか。
何を標榜し、どういった志向なのか。


この背景の部分がより重要な要素になってくる気がする。

 


古代ローマ時代


奴隷が身の回りのことをしてくれていた貴族たちが


学問や芸術に傾倒していくように


われわれも、より精神的な活動やスポーツ


経済活動からは切り離した何かに傾倒してくことになる。


なんだか、天国のようだけど


その天国のような世界でも、


人間の業で
自分は不幸だと考える人は出てくるし
自殺者も増えるかもしれない。


それが当たり前になる前の
今のわれわれは、今の悩み、そういう未来への羨望。


これを忘れてはいけないのかもしれない。


ありがとうございます!