ぼくは田舎育ちなので
関東の住宅のそれぞれの庭の綺麗さに
いつもびっくりする。
田舎って
土地が安いから
庭も広い。
しかし、庭の価値ってものも
低いんですね。
だから、ほとんどの家は
庭は、極力沢山の車が置けるように
全部駐車場にしちゃうとか
緊急時に車停めたり
作業する時に便利なように
砂利やコンクリで
何も植えない。
ヘタすると農機が
朽ち果てた状態でそのまま置かれてたりする。
あ～ありますよ。
植えてはありますが
意味合いとしては
目隠しとか目的は別。
ある時
ぼくの親戚で
ずっと関東住まいだった人が
広島に戻ってきたんですね。
まあ、裕福な人でもあって
家の中も尋常じゃなかったのですが
（大きさは田舎なので、似た規模のはいっぱいある）
ある時、行ったら
庭に芝を植えていた。
結構な広さの庭なので
一面に緑が映えて
おお！綺麗だなあって感じた。
しかし、ある時
親父と話してたら
ありゃ～そのうち
全部ひっぺがして砂利かなんかにするぞｗ
って言うんですよ。
ぼくなんか、常々
広い庭があれば、一面芝生にして
寝転がったり、子供遊ばせたり
楽しそうだなあって思ってたので
意外だった。
でも、程なくして
庭はまた違った雰囲気になっていた。
そこはお金持ちの意地なのか
砂利にはなってなかったですがｗ
そう、広い庭とは
手入れが尋常じゃなく手間が掛かる。
手入れのために人を雇うくらいじゃないと
とてもじゃないけど綺麗に保つのなんて
無理なんですね。
そして、うちにも庭があったのですが
小学生くらいの頃
庭の草抜きなどに駆り出されてたのを
思い出したｗ
子供が駆り出されるほどなので
結構たいへんな作業でヘタすると一日仕事。
大変で嫌だったｗ
この後、数年が経ち
この辺の記憶がすっかり抜けてたぼくは
前の貸家に庭があったので
芝を植えてしまったんですよｗ
最初は良かったのですが
元々不精のぼくなので
数ヶ月で見事にノビノビの芝畑を作ってしまったｗ
あ～あ、学習（記憶？w）って必要なことだなと思ったｗ
改めて分かったのですが
楽しんで出来てる間は良いのですが
一旦楽しいことから業務に変わると
とたんに辛くなる。
庭の広さを恨めしく思うようになるんですねｗ
庭に関しても
楽しめる大きさというのがある。
庭を楽しめてる大きさの間は
もう少し広ければ、あれを植えたり
デッキを作ったり
と夢が広がるのですが
一旦、手のひらより大きくなったり
大きいと感じるようになると
一気に楽しくなくなる。
これって、ビジネスでも
言えることなのかなあと思うのです。
規模をどんどん大きくしていくと
ある時、自分の手のひらをはみ出す時が来る。
じゃ、小さくするかと言えば
廻りのシガラミがそんな簡単には
それを許してくれない。
いろんな思惑も介在して
辛い仕事を強いられる時が来るのかなと。
たぶん、ライブドアの堀江さんなんか
そうだったんじゃないかなあ。
まあ、こんな心配は
成功してからの話ですよねｗ
失礼しましたｗ
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