中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

企業と言う生き物の生態


そもそも、
世の中はきちんとした製品を求める。
それが世の中に無くてはならないものの場合特に


最初は欲しい機能、必要な機能があること。


その後に、きちんと動くこと。
不具合が無いこと。


その後、その製品が
無料か有料か


有料なら高いか安いか


それはユーザーから見て
高いと感じるか安いと感じるかであり


実際の金額は関係ない。

 

人間は相対でモノを見る。


最初に見た時の
その商品の値段が結構高くても


それをベースにその後に
その製品の値段の妥当性を相対的に見る。


例えば携帯


今、みなさんは
携帯の通信料金に
月々数千円から1万以上
下手すると数万円のお金を払っていると思う。


実際に基地局とか
バンバン作って
費用が掛かるのは分かるけど
これが果たして高いのか安いのか


ほんとの所は
分からないと思うんですよね。


最初から、サポートのために
人を大量に配して


巨大なサポートセンターとか
作ってしまったので
それを維持するのに
お金が必要になってしまったり。


根本的に
サポートの要らない程度に
簡単なモノを作っていれば
サポートセンターなんてもっと小規模で
足りたかもしれない。


そもそも、携帯のテレビCMに
億のギャラの芸能人を何人も使って
あんなに頻繁に打ててる時点で


かなり儲かってるのは
明らかなのに


みんなそういうもんだと
月々尋常ならざる金額を払っている。


この辺はそういう大企業の
膨大な人数の社員を養うことを前提に
金額は決定される。


彼らに仕事を回す意味あいもあるから
ユーザーにとって、これ必要ないってサービスや機能も
押し付けられて余分なお金を払っている。


この辺にユーザーの意見など関係ない。


大企業は一つの生き物として
自分の生存を最優先にモノを考える。


ユーザーに優しいと感じることが有ったとしても
それは、その巨大な生き物同士の生存競争の結果で
生じた何かなだけなんです。


昨日書いたMSのソフトの互換性の検証に
人材を投入している話も
生き延びるためにはユーザーを離しちゃダメだ
そのためには互換性検証は生命線。


生き物として
生存のために生まれた必然。


LinuxとMSの現在の立ち位置を決めたのは
この生き物としての優劣がそのまま出ただけなのです。


生き物は栄養を取らないと成長しない。


十分な栄養があれば
大きく成長する。


これを十分に理解し
実行したかどうかの違いなんです。

 

ありとうございます!

 

 

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サイト
http://checker.scoutlabo.com/
ScoutChecker Ver 0.2.0.0 2016/8/22リリース



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