中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

ディズニーランドのごみ箱

 

 

 
今まで、ディズニーランドと言えば
ごみ一つ落ちてないことが有名で
 
誰かがごみを地面に捨てると
誰かがササっと収集してしまう。
 
ごみが落ちてないこと自体が
ごみを捨てさせないポイント。
 
などと言われていましたよね?
 
実際、その仕組みは素晴らしい。
たしかに、ごみ一つ落ちてないと
捨てようとは思わないなあ。
 
以前、それを聞いて、そう思って感心していた。
 
じゃあ、どうやってそれを実現しているのか
不思議でもあった。
 
いろいろ調べるとキャストはみなバイトであるとか。
特別給料がいいわけでもないようだとか。
 
いろいろ分かって来たが、恐らくかなり厳しい教育が
裏で成されているだろうと予測していた。
 
この辺の箝口令の厳重さたるや。
某国も真っ青なレベル。
 
しかし、情報は相変わらず流れては来ないが
このような形でほころびが出て来てますね。
 
何が起きてるか大胆予測すると
 
昭和の体育会系のノリが
現代の人に受けなくなったんだと思う。
 
煌びやかなあの世界を見て、
若い人たちは、あの世界で働きたい。そう願い
 
恐らく、厳しい審査と、
その後の厳しい教育を乗り越えて
やっと辿り着くあの職場。
 
しかし、
辿り着く過程に輪をかけて
業務は過酷を極めており。
 
日夜、頑張り続けるも
アニメーターレベルの薄給。
 
挫折するものが後を絶たない。
 
インバウンドでお客が増えたのもあるでしょうし
料金引き上げも、バイト料に転嫁されたかは不明だが。
 
例えバイト料が数十円上がっても
仕事の過酷さが軽減されるわけでもない。
 
「ヤリガイ搾取」
 
(ヤドリギとかヤドカリに見えるねw)
 
今や使い古されて
そんなものはすたれてしまったと思っていたが
 
もっとも気づくのが遅れる業種の双璧
アニメーターとディズニーの片方が
ようやっとそれに気づいたのではないか。
 
もう、古き良きディズニーランドは帰ってこない。
 
そもそも維持するならひたすら料金を引き上げて
 
ファーストクラスのお客の料金で飛行機を飛んでいる現実と同じ。
 
中国やアメリカの富裕層しか居ない。
ニセコのような状態で存続していくでしょう。
 
まさに、庶民にとって
現実には行くことができない夢の国。
 
ああ、インバウンド万歳!
 
ありがとうございます。