起業したいと言う人たちと
話をするのがとっても面白い。
黒髪こそが美しい
と言うスタイルを世界に広めたい女性
リノベでなんとかしたい
広告代理店の人
動画撮影編集が好きで
それをベースになんとかしたい人
みんなそれぞれに
自分のストーリーを
思い描き
頑張っている。
これがしたい！
この衝動に突き動かされてる感じｗ
素晴らしい！
そういう人たちと
話をしてると
自分の中での
ブレーンストーミングが進む。
または、ブレストの材料用
引き出しが増える。
今回、特に興味深かったのが
黒髪のスタイルを提唱したい女性
最初、黒髪でビジネスしたいって聞いて
いったい、どういうビジネスなのか
さっぱり分からなかった。
しかし、詳しく聞いてみると
今、ファッション誌のモデルは皆
黒以外の髪が多く
黒髪のモデルって
ほとんど見掛けない。
その辺から分かる通り
東洋の女性は
髪の色に多かれ少なかれ
コンプレックスを持っていると
でも、欧米に行けば
黒髪に憧れる女性はたくさん居る。
その女性自身も
美しい黒髪をしており
欧米に行くと
綺麗な黒髪だと褒められたり
触らせてって言われるんだそうな。
だから、その価値観を
ひっくり返してやりたい。
黒髪は美しい！
染めるなんてもったいない！
あなたたちは美しいんです！
昔、ジャンクションと言う映画を見たのを
思い出した。
白人と黒人の立ち位置を
完全に逆にして
アメリカで起きてる日常を映した
かなり皮肉のこもった映画だったのですが
日頃、なんの疑問も抱かず見ていたことが
ちょっとした所を逆にしてみると
驚くほど、自分の見方が
偏っていたことを自覚させてくれる。
非常に興味深い映画。
今回もその女性の話を聞いていて思った。
そもそも
金髪が美しいと
誰が決めたんだ？
欧米の人の顔立ちを
なぜかっこいいと思うのか？
不思議ですね。
この無自覚で自分に植え付けられている価値観。
なんかおかしい。
江戸時代、始めて欧米の人を見た日本人は
それを赤鬼や青鬼と表現している。
今残っている、赤鬼、青鬼の図柄を見ても
決してかっこいいとは
思ってなかったと思うのです。
それが、２００年後の現在では
すっかり欧米＝かっこいいって価値観が
植え付けられてる。
この２００年の間に何が起きたんだｗ
これについての考察はまた別途。
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