中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

言葉狩り

togetter.com

 
これなのですが、言葉狩りの一種じゃないかと
思うんですよ。
 
いや、言葉狩り自体も別に否定するつもりも無いのですが
 
要は、世代、住んでる国や地域
ポジションが違うと
見え方も違って
 
背景を知らずに
表面的には、その場の状況を表現するのに
ぴったりな言葉として使われて
 
違うポジションの人から見たら
不謹慎に映る。
 
どこにでもある事象なんですが
まあ、いちいち目くじら立てるのは
どうなんだろう。
 
個人的には
周辺に気分を害する人が居ない限りはセーフと
考えている。
 
この場合、「戦犯」を本来の意味でリアルに
捉える人など、非常に限られており
 
寧ろ、チームゲームなどでは「戦犯」は
ある概念を表現する上で、もっとも適切な表現でもあるので
言葉狩りの対象にすべきではない。
 
なので、これはセーフだと思う。
 
だって、考えても見てください。
 
昔あった「ちびくろサンボ」あれも
あの頃、われわれが納得行かないうちに消えていきましたよね。
 
または「〇〇のメッカ」って表現を使ったりもしますよね?
イスラム圏の人からあんだけ非難されたのに
忘れてまだ使ってる。
(もしかして、もう使ってない?w)
 
一方で、アメリカでは「ツナミバーガー」とか人気だったり
 
津波は東北の震災は二万人の死者が出てるし
名取川で車が飲まれてる映像の記憶がある
われわれから見ても
抵抗ありますよね?
 
実際に家族を失った人にとって見たら
そんなもんじゃないでしょ。
 
もう一つは
いっとき責められてたアメリカ人の「原爆」に対する認識。
 
あれも2万人どころじゃない死者出てるけど
アメリカ人の認識はだいぶ違うわけです。
 
究極は、コロナですよ。

コロナはあまりに身近なために
身近に死者が出てても
特別不謹慎な話としては扱われない。
 
津波や原爆より死者が多いのに
いろんなところで、不謹慎とかなしに
使われてる。
 
結局は、観測者のイメージと使う側の言葉に対するイメージの落差。
 
不謹慎か否かを決めるのはコントラストなんですよ。
あと観測者のポジション。
 
その時代、その状況に合わせて
適切な概念を表現する言葉が生まれてきたり
流用されて、新たな文化が形成されていくのを
 
そんなあいまいなもので制限すべきではない。
 
誰かを気遣ってとか要らなくて
自分が不快に感じない限りは
言葉狩りは前向きに動くべきではない。
 
これは個人的見解。
 
ありがとうございます。