中小企業エレキ技術者のブログ

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持つ者、持たざる者。日米比較。

ふと、アメリカの大金持ちと日本の大金持ちの世襲について考えた。

 
日本って、相続税がえげつないじゃないですか。
 
金持ちクラスだと半分は持っていかれる。
 
そんでアメリカを調べたら
そもそも遺産税って言うみたいだけど
基礎控除が14億。
 
要は、日本の大金持ちクラスくらいしか
掛からない。
 
そうすると、生まれながらにして
大金持ちという人が出てくる。
 
何代にも渡ると
庶民の感覚が分らなくなりそう。
 
日本の金持ちって
いや、ほんとのところは
ぼくも会ったことないので知らんよw
 
でも、家に伊勢丹の外商が来るくらいのクラスには会うけど
 
まあ、日常生活は
ぼくらと大して変わらん。
 
たまに友達との賭け事に100万掛けたりしてるのを
(ダイエット出来たら100万とか言ってたw)
聞いて、そういやあ、こいつの家太かったよな。
 
って思うくらい。
 
そもそも、仕事はぼくの同僚なわけで。
親の会社を継ぐ気も無いらしい。
 
そうすっと、相続税で半分持ってかれて。
 
まあ、言うてもまだ株主として
何億?何十億?かには成りそうだけど。
 
庶民生活がベースにはありそうだし。
おそらく、彼が、急にセレブ生活に切り替えるとは思えない。
 
どっちが良いのか。
 
どうして、この違いが出るのか。
 
そもそも、日本って
アメリカみたいに
 
金持ちの世界と庶民の世界って
分かれ方してないよね。
 
ほとんどが、平均的な庶民を対象にした
サービスであり、文化であり、行政であり
 
入口で庶民お断りな場所を見ることも無い。
(おそらく、庶民の目には触れないようになってるのかも)
 
おそらく、金持ちであっても
庶民生活をした方が快適なんですよ。
 
いや、それだけじゃないな。
 
みんなと同じ、ということが
心地いい、そういう文化もあるのか?
 
それは教育から来てるのか?
 
それに、そもそも、日本って生まれながらに
金持ちが許されてないから
 
今いる金持ちの多くが
自分の代で作った財ってパターンが多いから
苦労を知ってるので、
 
子供には
同じ苦労で財を作るか、苦労少な目そこそこ幸せか
など、選ぶ余地を与えるのもありと思ってるかもしれん。
 
しかし、全体的に言えるのは
アメリカと違って
 
金があるから何でも許される。
 
そういう文化じゃない。
 
これは、金持ちの子も貧乏の子も一緒に
同じ学校に通うことなどの教育制度。
 
まあ、金持ち向け学校ってパターンもあるけど
正直、親のお金で差が付く
賭ケグルイみたいな学校生活楽しめるとは思えんw
 
そうか、親目線で見ると
自分の子供が庶民感覚を失うって
心配要素になりそう。
 
これも、苦労人の金持ちと
あとやっぱ文化かなあ。
 
あと、相続税。
 
この辺が起因してる気がする。
 
そんで、なぜこの話を考えたのかと言うと
 
これから来る、
AIやロボットが進化して
多くの人が失業して
一部のところにより強烈にお金が集まる状況
 
これをそのままにするかどうか
 
なんからの形でお金を庶民に還流するか否か
(ベーシックインカムなどのために、金持ちが税を余計に取られる)
が、金持ちに問われる時代が来る。
 
いや、既に国は還流の手立てを考えてそうだけど
 
そもそも、持つ者、持たざる者が居て
持つ者が、それに同意するかどうかが全てだと思ってて。
 
そこに、この辺の文化が大きく寄与すると思っている。
 
日本は同意しそうだけど、
アメリカはそうならない気がする。
 
ありがとうございます。