中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

震災

あの日、ぼくは会社に居た。

会社が8Fで且つ

特に大きく揺れる傾向のある建物なので

急激な揺れで立ってるのもやっとだった。

社内はむちゃくちゃ

本棚は全部倒れ

机の上もぐしゃぐしゃ

やがて、東北地方が震源

どでかい地震であったことも知る。

とりあえず、自分は無事だったので

今度は家が心配になった。

同僚は皆帰れるのか電車が動くのかに

意識が行き始め

会社も今日はこれで終わりとなった。

ぼくも自転車で家に急いだ。

自転車を漕ぎながら

今、自分を取り巻く世界に

一大事が起きてることを肌で感じ

身一つで大海に放り出されたような

不安だけど、不思議な浮遊感に襲われた。

あと、やっぱりチビどもも心配だった。

帰ってみると

既に、一番下は家に居て

残りもほどなくして帰ってきた。

まずは一安心。

次に心配なのが嫁実家。

いわきなので、震源にかなり近い。

連絡するも、繋がらない。

しょうがないのでテレビで状況を探る。

すると、そこには

とても現実に起こっているとは

思えない映像が。

ヘリからの生中継で

津波名取川を遡上している。

次々と家や車を飲み込みながら

音声があまり入ってないし

レポーターが淡々と語っているので

最初、みんな逃げた後だと思っていたのだが

動いている車が

まさに飲み込まれているのが見えた。

まだ、逃げ切れてない人がいる!

背中が寒くなった。

もしかして、まだ全然逃げれてないのか?

後日、あの家々や車には

まだ人が大勢居て

あの津波で流されたことを知った。

自然とはなんて恐ろしいものだろう。

あんなにも

簡単に大勢の人を殺してしまう。

いや、違うな

地球や自然から見たら

人間も他と同じ

ただの生物。

特別じゃないんです。

どんなに文明が発達しようとも

地球のくしゃみ一つで簡単に

人は死んでしまう。

それは太古の昔から

今に至るまで

何も変わっていない。

我々も自然や地球に対して

謙虚であるべきなんでしょうね。

あの震災では

みんなそれぞれ思うことが有ったと思います。

そして、強烈に

我々の記憶に残っている。

我々に出来ることは

それを後世に如何に伝えていくか

じゃないかと思います。

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