現在、ScoutCheckerのソースをいじってるんですが
並行して必要なのがデータシートの読み込み。
一旦Alteraサイクロン3のコンフィグデータシートをしっかり読み込んだので
今はXilinxスパルタン6のコンフィグデータシート。
これ、エレキ技術者なら
当たり前の話ですが。
ってか、エレキ技術者の仕事のほとんどは
データシート読みなんじゃないかとさえ思うほど
日常的にやる作業なのですが。
ぼくは元が無精なので
極力読まないで済む方法。
例えば、動いた回路を流用したり
社内に先行してる人が居れば
根掘り葉掘り聞く。
こんな姑息な手段で乗り切って来た所もありw
真面目に読むのは久々w
比較して読むとね、ライバル同士のデータシートも
それぞれの会社の個性が出てたり、より相手を凌駕するように
そう意識して作られていることが分かる。
(注・・・AlteraとXilinxはライバル関係なのです。)
例えば、Alteraはコンフィグ用のメモリは自分ところの製品使ってください
って感じなのですが、最近は安い汎用メモリでも代替が効くので
すっかりみんな汎用メモリばかりなのですが。
(これについては、当初FPGAの値段が価格競争で下がり切って、
メーカーも苦肉の策でコンフィグメモリで金を稼ぐスタイルに成っていた。
だからコンフィグメモリはめちゃ高かった。プリンタのインクと一緒ですねw)
Xilinxは、最初から汎用メモリのコンフィグ参考回路が載っていたりで
しのぎを削ってるなあって感じる。
そして、一方でエレキの世界が
シンプルな部品の組み合わせ方で機能を実現していた世界から
デバイスの設計意図をどのくらい理解しているか
設計意図通りに使いこなせているかの世界に
シフトしていることを改めて実感する。
どんなにそのエレキ設計者がそのデバイスを理解していても
メーカー非推奨の使い方したらサポートも保証も得られないから
会社としては信頼性の面で許容出来ない。
メーカーの筋道通りに歩むことが
一番求められる世界になっているのです。
昔を知るものとしては
寂しいと感じることもありますが
デバイスが高機能になることは必然。
これについては、今後逆行することは無いでしょう。
そして、どんどん手間なく
デバイス同士を繋ぐだけにシフトして行きます。
時代がそうなのであれば
その部分、より簡単に実現できるように
なってもいいんじゃないか。
メーカーのルールに従う必要があるなら
そこは素直にルール通りになっているかチェック出来てしまえば便利。
そして優秀なエレキ技術者は
HDL言語やソフトとハードを繋ぐ
未だ人力が欠かすことの出来ない部分に集中すべきなのです。
今、まさにぼくがScoutCheckerを頑張っているのは
この辺がモチベーションになっているのです。
ありとうございます!
基板起こしミス0%!回路図NET自動チェックツール
サイト
http://checker.scoutlabo.com/
ScoutChecker Ver 0.1.1.9 10/8リリース
細かい不具合を直しました。一部機能も改善。
ScoutChecker用データベース作成ツール
ScDBEditor Ver 0.0.1.0 10/4リリース
細かい不具合を直しました。
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