昨日、久々に仲の良いお客さんから
連絡があった。
お客Nさん
ぼくが、この会社に入って
修理をやっている頃
その頃のぼくの先輩の
ダメ出しか、デバッグ立会でうちの会社に来ていた
会社も小さいし、
頼れるのはその先輩しか居なかったから
そういう状況の中
先輩にあれこれ聞いていた。
そしたら、そのやりとりが
そのお客Nさんの目にとまり
Nさんが指名したのか
社長に口をきいたかで
ぼくに話が来て
開発したいと希望を出していたぼくとしては
二つ返事で引き受けて。
以降、十数年に渡って関わる製品。
産業用途ならではの、ちょっと特殊で珍しい製品。
そのお客Nさんの製品開発に携わることになった。
これね、前担当の製品のデバッグとして
最初関わったのですが、
その頃、若かったこともあり
ノイズの原因はパターンにあり
このパターンは酷すぎると
ボロクソ言ってしまいw
それ以降、前担当の協力は得られず
社内では孤立無援で開発をすることになったw
まあ、元々
社内に人数居ないし
そのカメラが特殊すぎて
ほとんどの場合、
お客Nさんに聞きながら進めるしか無かった
まさに、Nさんとの二人三脚で
その特殊カメラの開発を進めてた。
ノイズの除去が必要で
でも、そもそもノイズの評価が
目視確認しか無く
良い悪いの判断から付き難い。
そこで、Nさんからお客からの情報として
ノイズ評価の仕組みについて教わる。
その情報を検討し
ツールを作って
評価手法として確立させていく。
その製品が丁度デジタル化したタイミングだったのもあり
あらゆることが手探りで
でも、その手探りが逆に楽しくて
もうね、その頃には
ぼくは心の中で勝手に
Nさんのことを師匠と呼んで崇めていた。
何しろ、その製品に非常に詳しく
エレキにも造詣が深い。
製品の性能向上
仕様の検討
デバッグやノイズ取り
あらゆる点で
学ぶことが多く
完全にべったりでやってましたね。
その上、ぼくのことを
高く買ってくれていたので
ぼくがこうしたい!とか
仕様はこうすべきだ!とか
現時点で、ノイズ取りはこれが限界です!
など、かなり理解があって
聞き入れてくれた。
すげー忙しくて毎日11時でも
ぼくが、エレキの事が
好きで居られたのも
その特殊な製品が大好きなのも
Nさんが居たからだと思います。
ひさびさの連絡でしたが
お元気そうでした。
今度、関西方面に行くときは
顔を出したいなあ。
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