履歴管理システムは
素晴らしいシステムだ。
ぼくがまだ若い頃、
SVNを覚える前はソース管理は
ちょっと修正したら
ディレクトリごとコピーして
バックアップを繰り返していた。
この方法は
ディレクトリのコピー時間と
ハードディスクの限界が気になることを
除けばほぼ満点だった。
履歴は一緒にテキストファイルも作ってたしね。
それが、SVNを覚えることで
その作業が大幅に軽減した。
作業ステップ数の激減
コピー時間の短縮。
ログを残す仕組み。
どれを取っても素晴らしいと思った。
後から考えると
あの頃満点だと思っていた
コピー手法が如何に原始的で
洗練されてないかを痛感した。
そうしてると
次にgitというモノの存在を知る。
正直、これはとっても
とっつきにくい。
概念とか単語とか
よくもまあ、こんなに
分かりにくくしてくれたもんだと
腹を立て、投げ出し
また取り組む。
どうも、ソフト界隈じゃ
このgitがデフォルトで
みんな口を揃えて素晴らしいと言い。
会話の中でgitの単語が
前振り無しで飛び交う。
これは覚えれば
また新しい何かが得られると信じて、
頑張った。
その結果、gitは
複雑化したソフト開発の
フローの視点から設計されており
それを使うだけで
より考えられた開発フローもセットで
身につくツールだった。
いや、それ以外にも
SVNのサーバーに本体が1個だけしかないリスク対策とか
ローカルでやる作業で、
より細かく履歴を刻むことが出来る
インクリメンタルな開発がよりスムーズに出来る仕組みとか。
いろいろメリットはあるんだけど
今まで、あまり意識してこなかった
開発フローなどの概念までも身につけさせてくれる
素晴らしいツールだった。
でも、このgitにも
幾つか気になる点が
ぼくの中でも出てきた。
VisualStudioで
プロジェクトを作って
プログラムを作っているのですが
このプロジェクトがデカイ。
その上、中間ファイルのサイズが尋常じゃない。
全部をgit管理するのはそもそも無理で
ソースに絞ってやろうとすると
まだ完全にVisualStudioの使い方を
理解してないのもあるけど
exeやsetupの作成のところの再現性に
不安がある。
ソースだけ残して
後で、昔のexeやsetupを完全再現出来ないと
やはり、ソース管理としては
不完全なので。
だいぶ頑張って
再現するために必要なファイル以外を
削除するバッチファイルを
作って運用しているけど。
gitのリポジトリのサイズの方に
限界が来た。
そして、履歴管理を
より細かくステップを刻み
より詳細にステップを残していこう
って言う今までの方向とは真逆の
如何に、履歴を減らすか
という新たな課題が浮かんできた。
今までの過程は
間違いなく進化と言えるんだけど
これは果たして進化なのだろうかと考える。
つづく
ありとうございます!
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ScoutChecker Ver 0.2.0.4 2016/9/13 リリース
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