中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

デフレ

 

世の中の仕事の総量が
減り続けている。


そうすると、結構前から現在まで
長きにわたって起きている
デフレスパイラル。


これって、なるべくしてなったこと。


実は最初から予測出来てたことじゃないかと
思うんです。

www.google.com

よく見るデフレスパイラルのチャート


スタート地点は

「物が売れない」だったり
「所得の縮小」だったり


から始まって
負のイメージが強調されていますが。

 

ja.wikipedia.org


ここの説明の「経済全体で見た需要と供給のバランスが崩れること、すなわち総需要が総供給を下回ることが主たる原因である。」


現在の資本主義経済を見たら当たり前で
以下の流れで所得に影響する。


大量生産と世界分業で極限まで生産コストを落とす

安いものが大量に出回る

供給過多

価格競争で利幅減る

給料に反映


「物が売れない」と感じてる人に対しては


ただ単に別のもっといいもの、
安いものが代わりに売れてるだけ。


そもそもの
人間の「仕事」と言われる活動は


誰かの雇用を減らし
誰かが貰う給料を減らすことが
根本にあるんで


「所得の縮小」は当然起きうること。


全然不思議なことでもない。


そして、この流れは
よっぽどのことが無い限り
これからもずっと続く流れなんです。

 


ここまで書くと
暗澹たる気持ちになると思うのですが。


これは決して後ろ向きに捕らえては
駄目だと思うんです。


そもそも、この活動の方向性は


「人間が働かなくてもいい世界に向かっている」


と考えるべき。


だって、考えてみてください。


今って、独り身で
贅沢も考えないで


生活レベルを極限まで
抑えると


実はかなり収入が少なくても
廻りますよね。


娯楽はって言えば


ネットを介したら
色んなものが無料で出来る。


物にしても
安くなって
100均で何でも揃ったり。


ネットで注文すれば
世の中で一番安い価格で物が手に入る。


店を廻って価格比較の必要もない。


何でもかんでも高かった
時代からみたらありえない。


収入や生活費などの金額だけ見ると
貧しく感じるけど


路上にひもじい思いをした子供たちが
うろついてるわけでもない。


いまやホームレスな人が
わざわざ物乞いしなくても


公園かどっか黙って占拠して
コンビニの廃棄を漁り
雑誌を路上で売り捌けば
生活していけている。


普通の人だって
現時点であまり不自由を感じることも無いでしょ。


心の持ちようで
意外と心豊かに暮らすことも出来る。


何しろ
収入を極限に抑えたからって
明日餓死するリスクは無いわけですよ。

 

 

人類が頑張って
世界が進化したので


生命の危機を脱して
安全は守られ


少ない収入でも
不自由の無い暮らしが出来るようになった。


実は結構、理想郷。


(まだ国によるバラツキが激しいので
 これは日本限定ですかね)


ありとうございます!

 

 

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