中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

引き寄せる

 

現在の日本の自動車メーカーが廃れると
書きました。


市場は誰でも作れるEVを求めている。


技術力の高さを信条に
ずっとやってきた企業が


急にその精神的支柱とも言える高度な技術を
捨て去ることなど出来ない。


なので取り残され


ガラパゴス化してしまう。


この傾向をもっとも
表しているのが

 


Appleが自動車について
提携先を探してるけど
ことごとくうまく言ってない話。


まあ、契約書など
読まずとも、ひどい条件が
隅々まで書かれていることが容易に想像できる。

 

契約レイプと言う単語が存在してたら
まちがいなくAppleの契約はそれに違いない。


多少なりともメーカーとしての自負があるなら


書きたい放題書かれている契約書に
サインなど出来るはずもない。


しかし、これが現実。


先々を見据えると


誰でも作れるので


ただの下請け工場を探してるだけなんです。

 

 

これからの時代


自動車は家電になる。


売り場も自動車ディーラーじゃなくて


家電量販店とかホームセンターなどで
手軽に買うことが出来るようになる。


メーカーも既存のメーカーだけじゃなく
家電メーカーも参入するかもしれない。


しかし、それも
ジェネリック家電といわれる
中国の安い家電メーカーによって
やがて駆逐され淘汰される。


ここまでがセット。

 


本当言うと


実はアパレルでも
この流れが起きてたかもしれない。


中国の安いメーカーが
市場を席巻してしまう。


最初は安かろう悪かろう
だったのが数をこなすことで


安いまま
性能と品質を上げていき


誰も覆せなくなる。

 

この流れを
ぶった切って自分に引き寄せたのが


ユニクロ。


正確には
生産は中国なんでしょうけど


そこを牛耳って
自分に引き寄せた。


すごく勉強になると思いませんか?


ただ廃れるだけの流れ。


これを
自分に引き寄せることが出来る。

 

ぼくは日本が大好きだ。


なので、その国を支えている
自動車産業には
これからも頑張ってほしい。

 

ほんと、よろしくおねがいします。

 


ありがとうございます!