昨日、
日本の賃金が安い要因は
身近な何かなんじゃないかと
書いたんです。
そして、それは
消費者が1円でも安いものを
追い続けているからだと。
急速に経済成長してる時代は
それで良かった。
製造は、工程の無駄を省き
歩留まりを上げて
効率アップに対するバイアスとして
働いた。
サービスについても
人の手を省き
人の動きの効率を上げる。
そうやって
運用システムがスリムになっていく。
しかし、それも
そろそろ限界が来ている。
そろそろ、削るもんが無くなってきて
人員も最低限になって
人数はこれ以上減らせないから
一人頭の賃金を減らす
そういう段階に来た。
それが、今の日本人の低賃金の
原因じゃないかと思うんです。
じゃあ、他国は?
て話ですが。
まだまだ無駄が多いだけなんだと思う。
例えば、チップ。
あんなのがある限り
製品単価が1円2円の戦いは起きない。
厳密に人の消費動向を追って
とか分析しても
単価は大きな要素じゃなくなる。
意外と、最小支払い金額がチップなので
単価の差より
自分の必要や、欲求に対して
正直に消費活動するかもしれない。
こうしてみると
日本の小売の分析とか
消費者の消費行動の分析など
資本主義経済を
ここまで極めちゃってるのは
日本だけかもしれない。
単純に、どの国よりも
先に、資本主義経済に最適化しちゃったから
問題を先取りして起きてる
低賃金や低物価なんじゃないかなと
思っている。
ありがとうございます!