中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

修行時代

会社に入ってみると

社員は10人くらい。

最初、それぞれの部署じゃなくて人を

紹介してもらった。

そう、会社が小さいと部署じゃなくて

人なんですね。

この人は購買の「人」

この人は技術の「人」

要は、企業が機能するためには

人に依存しないようにって方向だと

思うのですが

その真逆ですね。

おもいっきり人に依存する。

例えば、購買の人が

頑張らないと部材が安く手に入らない。

急な製造に部材も集められない。

技術の人間が

きちんと製品のチェックをしないと

問題のある製品が世に出てしまう。

開発もアイテムごとに担当者が居るんですが

一人が複数アイテムを請け負っている。

それぞれの役割が明確で且つ

それぞれの負う責任も明確。

これってどう思います?

人に依っては

さぼれなくって

嫌だと思うかもしれないが

ぼくには、この規模

この体系

非常に面白いと感じた。

だって、エレキのエの字も

分からん人間が結構近い将来

何か責任を負って

開発することが出来るようになるんですよ?

普通大手なんかだと

ほとんど新卒な若造が

一人で回路図描きさせてもらえるなんて

何年先の話だかって話ですよ。

流石に、最初からってのは無理だし

社長も解ってるのか

ぼくは最初、修理を任された。

そう、既に修理担当は一人w

元々修理してた人に他の業務の傍ら

面倒を見てもらいながら

修理の仕方を一から教わった。

この修理。

エレキの勉強には非常に都合が良い。

まず、不具合現象を把握し

不具合箇所を特定し

デバイス交換なりをする

その過程では

電源が入って

センサーが駆動され

ビデオ信号がカメラの外に出力されるまでを

一個一個段階を追ってチェックしていかないと

カメラの映像が出てこない原因は

特定出来ない。

当然そこでは

元の回路図を見ながらなので

回路図の勉強にもなる。

いつ教わったかもうろ覚えな

抵抗のシンボルやダイオードのシンボル

もう、恥ずかしいとか

後回しでバンバン聞いてたなあw

何しろ

その頃は

全てが分からない。

何が分からないかが分からないw

ひどい状態だったので

エレキの本を買いまくりましたw

そして、週末になると

秋葉原に行って

部品屋さんを巡って

適当に部品を買う。

意味がわからず

適当に買うんですw

そして、その説明書(データシート)を読む。

あ~、これってそういうモノなのか!

でもこの時点でも

データシートの半分も分からんw

とりあえず、仕事レベルのは無理だけど

簡単なモノでも自分で何か作ってみよう。

それまでの経験上

自分で作りたい何かを作ることが

一番自分の身に付くことを知っていたので

秋月のキットを買ってきては

作っていました。

懐かしいw

また秋葉原通いの生活してみたいw

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