中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

安い人件費依存体質


本業の方で
PCモニターを買った。


もともとアナログモニタだったんだけど
PCを新しくしたら
そっちにはもうアナログのコネクタが
付いてなくて


デュアルモニタが
実現出来てなかったのですが


流石に一度覚えた味は忘れられず。


デュアルモニターにしたいな
ってことでモニターを追加で買ってもらった


そんでね、今回書きたかったのが
このモニタの梱包。


一つの大きな段ボールに収まっているのですが


モニタ部分と足の部分
あとは付属ケーブル類
個々に部屋を設けて
収まっている。


その緩衝材部分


今までだったら
発泡スチロールの成型で
実現されてた部分ですね。


今回のこれは
全部段ボールで出来てるんです。


確かに、段ボールにした方が
いろいろと良いでしょう。


発泡スチロールが再生できるかどうか
分からんけど、


分別ゴミであまり発泡スチロールだけってのは
聞かないなあ。


恐らく燃やしてるんでしょう。


なので、
段ボールなら再生できる。


材料的にはどっちが
安いのかなあ。
それもたぶん段ボールでしょう。


だからなのか
今回、すごく細かく
区分けされる部分全てに


段ボールの
緩衝材、仕切り、枠、隙間を埋める部分
が使われており


それぞれに


場合によっては、四角く柱にしたり
角部分の緩衝のために
アングル形状の四角柱にしたり


部屋を形成するために
壁部分の穴に
仕切り側の爪を挿して固定したり


四角形状を維持するために
四角く巻いた先の爪を
巻く過程で形成される穴にねじ込んで
抜けなくしたり。


そもそもその柱が中空じゃまずい部分に
ついては中身を実現するために
これまた段ボールを折って丸めて
入り込ませる構造。


そして、それぞれのパーツを
ばらしてみると


全部が繋がった
1枚の紙から成り立っていた。


最近、日本発のORIGAMI技術が
世界で話題になっていますが


その技術が
ふんだんに使われた構造に
なっていた。


恐らく、3DCADのレベルで設計が必要だし
段ボール設計専門のソフトとか
既にありそうですが。


何より
材料費を下げる代わりに
凄まじい組立労力。


手間の掛かる構造になっている。


幾ら中国の人が器用で
訓練したら手早く組立が出来るからと言って


正直、この方向性は
そのうち無くなるでしょう。


つづく


ありとうございます!

 

 

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