これを見て
ふと懐かしくなって
書こうと思った。
うちにも
子供が３人います。
中学生や高校生になって
すっかり手が掛からなくて
昔のことになってしまいましたが
この漫画にあるような
時期もありました。
子供が小さいころって
子供は自分の体の一部なんですよ。
大好きで
何をやっても
かわいい。
当然失敗もするし
キッとなることもあるけど
怒ったあとシュンとしてるのを見ると
切なくなる。
一対一で接してこうなのに
公共機関を利用したり
店などに行くと
社会の眼まで加わる。
当然いい大人だし
ぼくはどちらかと言うと
社会性が強い生き物なので
周囲の眼や
言いたいことも理解できる。
でも、うちの子が
ありえないレベルのことを
やらかすんですよｗ
うんｗ それはありえんわｗ
そう思っても
子供だからやらかすし
怒ったからといっても
理解できない。
言ってわかる年じゃないので
しょうがないから怒ったフリをする。
うちのかわいい子供を
そういう正義の眼から守るために
適当に怒ったフリをするんですよ。
わかりますか？
超社会性が強く
人にも厳しく
社会的美意識も超高い
そういう人間が
体の一部で
社会的にありえないレベルのことを
やらかしちゃうんすよｗ
恥ずかしいし
いたたまれなくなる。
これは、なにをどうすれば正解なんだ？
社会に出ないのが正解なのか？
いや、社会性を学ばせるなら
出ないとだめだよな？
まあ、いろんな葛藤が
頭の中をぐるぐるするんすよｗ
でもね、この辺の葛藤も
最初だけで
やがて慣れて来ると
何も思わず
普通にやらかしたまんま
そのまんま
周りに適当に謝って
脇に抱えて
急いで退散するようになるｗ
社会的に間違ってようが
しょうがないじゃんｗ
だってにんげんだもの by みつを
まさにこれですよｗ
むしろ
気になるのが
こどものくせに
お行儀よく
じっとしてる子供を見ると
心配になるくらい。
ぼくの人生で
この育児期間は
非常に良い経験だった。
今まで
世界の半分しか
知らなかったくらいの
衝撃ですよ。
世の中には
失敗が溢れてる。
おそらく世の中の半分くらいは
失敗でできている。
しかし、社会の圧がすごいから
その失敗がうまい具合に見えなくなっている
巧妙に隠されてるし
そもそも経済活動は
極めると
その失敗をへらすことであり
それを上手にやったものが
勝利する。
違うんですよ。
世の中は失敗で溢れてて
決して無くなったりもしてないし
比率で言っても
昔から大した違いが無いはず。
ただ単に
それから眼をそむけて
無かったことにしてるだけ。
上手に隠してるだけ
みんなが
ネットで大喜びで
検索する多くは
誰かの失敗を責めるため
であったり
ばかにするためだったり
が多いと思うんですよ。
なぜなら
ぼくもそうだから。
わかりやすい
たたきやすいシンボルを
見出しで見つけて
叩きやすいポイントを検索し
アホだｗ
ってにやにやしながら
経緯を眺める。
ぼくの日常ｗ
昔の自分なら
自分は常にそういうのと反対側のサイドに
居続けてるという
絶対の自信を持って眺めていたでしょう。
しかしね
育児を経験すると
皆同じように失敗をして
育って来たことを
思い出させてくれる。
ある日突然自分または
自分の一部（子供）が
叩かれるサイドに立つかもしれない
そういうリスクが常にあることを
自覚し続けられるのです。
おそらく
昔はみな育児を経験してたから
もっと寛容な社会だったのかもしれんね。
少子化の悪影響は
こういうところにも出ている気がする。
ありとうございます！
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