中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

流動化

 

雇用について
思うことを改めて


今って、会社が傾こうがどうしようが
雇用する側が簡単に社員のクビを切れないわけです。


まあ、切られる側は
たまったもんじゃないので
これに賛成なのも分かるのですが。


例えばですよ。


ちょっと枯れ気味の技術。


そこを愚直にやってきた人の
働き口で考えると


このルールは決して良い方向に
働きません。


今居る会社は
枯れてる技術って言うくらいなので
厳しい状況に置かれているでしょう。


出来れば業態の転換を図りたいけど
抱えている多くの社員は枯れた技術の人間ばかり。


まずはルール上
業態転換を理由にクビは切れないし


人情的にも
せっかく今まで一緒に頑張ってきたし
切るのは避けたい


こうやって
決断を先延ばしにし
その会社の状況は
どんどん悪化していくのです。


早めの決断が
本当に大切だったりするのに。


変化を求めない
人間の心理から


後戻り出来ない状況で
転換を考えることになる。


ここでもし
簡単にクビを切れる状況だった場合


もっと素早い転換を行えて
その会社はもっと長生きしてたかもしれない。


一方被雇用者側も


次の職場を探すわけですが
雇う側が枯れた技術だと感じてると


それだけでも雇うのに二の足を踏む。


クビが切れないので
抱えたらアウト。


ババ抜き状態ですよ。


転職はめっちゃ厳しいでしょう。


しかし、もしここでも
クビが簡単に切れるなら


その人が持つ技術が完全に枯れ切るまで
雇用し続けるという選択肢が取れる。


自分の技術が
どこにも使いみちが無くなるまでは
同じ仕事で粘れるわけですよ。

 

まあ、何しろ

すぐにクビが切れるということは

すぐに採用を決めるパターンも良く起きる。

 

新卒なんて、駄目なら切ればいいんだから

大量に囲って来て就職難も無くなる。 

 

飲み屋で知り合ったおっさんから

今無職?気に入ったから明日からうち来い

って言われて次の日から採用されるパターンだって起きる。


この激流の時代に
雇用の流動性は不可欠なはずなんです。

 

それを、由とせず
安定雇用など求めるのは
自分のクビを締めているようなもの。


今こそ、世の中は流動化に
舵を切るべきなのです。


流動化すると
確かに、不安も増えるでしょうけど。


どうなんでしょ。


会社がどうなるか
不安なまま
会社に居続けるか


スパン!と切られて
背水の陣で次を考えるのか


結果的に
流動化したほうが
自分を奮い立たせる方向で
頑張ることになるし


良い方向じゃないすかね。

 

そもそも、そうなったら

クビになる事自体が珍しい話じゃなくなるので

全然恥ずかしい話じゃない。

 

その不安定な状態を

社会が肯定してくれる素地がある。

 

誰でも一度は経験するもんだ。

むしろ、そこを起点にこれからどうするかでしょ。

 

心配すべきはお金のことのみ。

 


あと、ブラック企業も無くなりますよ。


あんまりひどいと
存在することが出来ない。


アメリカのような


流動性の高い社会で
ブラック企業というと


もう、とっても分かりやすい形でしか
存在しえない。


移民で、他に仕事が無い人を奴隷のように
扱っているとか。


不法入国者とか見つかったら捕まるような人とかを
囲って使ってる場合とか。


こんなん反社会系じゃんw


日本のように
普通の企業の形したもので
ブラック企業って存在してないわけです。


就職転職の企業選択が
乗り換える電車やバス選定レベルで
カジュアルだったら。


〇〇線は人身事故で遅れてるらしいよ。
だったら〇〇線使うか。


ブラックだと噂が立った時点で
誰も乗らないよねw


ブラック企業には
市場原理で鉄槌を加えればいいのです。


アメリカ人には
ブラック企業で自殺なんて話は
まったく理解できないんじゃないかと思うのです。


たぶん、その話を聞いた
アメリカ人は


「あ~、他の選択肢が選べないかなりの弱者なんだな
 かわいそうに。。。」


なんだと思う。

 

それか、むしろ会社と自分が一体化している経営者サイドの話でしか

自殺を聞くことはないんじゃないかと思うんです。

 

なんであんなものに命賭けてんの?w

頭おかしいんじゃないの?w

 

って話w

いい意味でも悪い意味でも

会社は器、ただの枠なんです。


もういい加減日本も常識を疑って掛かろうぜ。

 

ありとうございます!

 

 

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