人を雇う
ということについて考える。
要は、自分ひとりでは
回せない部分をお金を払って
他人に回してもらうということ。
これだけなら
シンプル。
誰がやっても
一定時間辺り
処理出来ることがだいたい同じで
その時間のコストを
支払えば済む。
申し訳ないんだけど
それに納得できないなら
代わりの人に同じルールで
やってもらってお金を払う。
ここまでなら
おそらく、何も問題は起きない。
問題は、頭脳をある程度必要とする業務。
雇用者から見て
自分では出来ない
だけど、この被雇用者なら出来る能力を持っている。
この状況がやっかい。
なにしろ
雇う側が、その人の
本当の力量見積もりが出来ない。
外野からの観察で
やってそう/やってなさそう
これで判断するしかない。
結果にフォーカスすれば
って話もあるけど
結果の評価のためには
その前段の課題の難易度の見積もりが
出来ないといけない。
しかし、力量の見積もりが
出来ない人に課題の難易度の評価など
出来ようはずもなく。
結局、表面的な
「出来てる/出来てない」
のように見える何かで
評価される。
結局のところ
正確な評価は出来ない。
そもそも
それが分かってか
最初からそこまで理解してないからか
人の評価(サラリー決め)のベースが
知的労働にも関わらず
再生産コスト
これでしか見ない雇用者が多い。
これは日本の雇用だけの話かもしれないけど。
いや、そもそもが
雇用者の責務は
再生産コストを支払うまでである
これが、経営者サイドの
常識なのかもしれないし
それを被雇用者が
理解してないだけかもしれない。
じゃあ、
どうすればいいのか。
テーマの難易度から
これならどのくらいで出来る。
どの程度のクオリティで出来る。
誰もやったことないテーマなのに
こんな見積もりなんて出来るのでしょうか。
言われてみれば
無理な話かもしれない。
結局、再生産コスト
でしか決められないのかもしれない。
まあ、何しろ
この辺のギャップが
やりがいの搾取につながっているのは事実
能力があると自負する人
そういう人は
やはり、会社には依存せず
チャレンジをするのが正解なのかもしれない。
それか、安定を求めて
サラリーに大きな期待をしない。
仕事は、なるべく
ほどほどで済ます。
この二択。
なんとなく書いてみた。
ありがとうございます!
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