中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

空想


人間は、科学的に
進化をしている。


それは、一部の科学者が
がんばって研究してる
って話じゃなくて


われわれ一般人も
科学的な進化をしている。


正確には
科学的な概念や理論などの
理解度が上がってる
って話。


その昔
ドラえもんが四次元ポケットから
何かを取り出したとき


われわれの海馬に
四次元という概念が植えつけられた。


四次元とは


「時空を超えた」
という、これまた
よくわからんけど
どうも未来と関わってそうな
無限の空間とつながるなにか


みたいな理解だったと思う。


その後、この辺
たまに思い出して調べたりして


間で見聞きした内容としては


3次元までは
空間で表せるけど


4次元目の軸は時間で


その時は、軸は直交しあうものだけど
時間は3次元と直交できんよね?


だから、よ~わからんのよ。


くらいの説明だったと思う。


その後十年くらいで


時間って重力と
関係があって


実は、宇宙船と地上で
同時にスタートした
時計もずれていく。


いやいや、それほんと?w


時間は皆同じようにしか
与えられてないんだから
大事にしようぜ!


って誰か言ってたじゃんw


そもそも、そんなにその時計正確なん?w


正直、ぼくは
そのとき、そう感じて


あまりそれ以上
思いをはせることは無かった。


すくなくとも
真偽の程は怪しく
それによる影響も読めなかったし


その時点でぼくは
信じてなかった。


そして、最近
「インターステラー」という映画を見た。


これまた、それなりにインパクトがあるが
難解すぎて意味分らんw


それが、何回か見る機会もあって


監修に有名な物理学者が
関わってるとも聞き


より丁寧に見た結果


なるほど、時間と重力の関係が
相対性理論に従うと
こんな摩訶不思議なことが起きるんだな。


こうしてみると
時間はこんなにも変動するものなら
XYZ軸などと
同様に一つの軸なのかもしれん


と思えるようになった。


そこに、先日アマプラで
「メッセージ」これを見た


ネタばれになるので
気になる人は見てからの方がいいです。


この映画は
要は、今までXYZ軸しか感知できない人類が


4次元目の軸を「感知」できるようになる。
その過程を表現した映画。


これまた、難解なんですが。


なるほど、時間を軸として感知したら
こんな感じになるんだな。


と想像できるようになった。


そんで、次元に興味が
沸いたんで、調べてたら


なぜ4次元以上を
人類が感知できないのか?
について説明されてるサイトがあった。


もし、二次元の人間が居たら
3次元を感知するには、
3次元物体を2次元に投影した形でしか
感知できない。


なので、物体の向きによって
投影形状は異なり


不可解極まりない何かに見える。


それを解明しようとしたら、
仮想的にz軸があると仮説を立てて


例えば立方体というものを想像して
投影形状を何パターンも予測して


おそらく、こんな形してるんだろうと結論付ける。


素人目に見ても


この着想自体、一般人には無理だし
一部の研究者の理論的な仮説の塊でイメージ出来てる程度


2次元の人間に3次元を把握するの無理そう。
そう思いませんか?

 

そう!これこそが四次元が理解できない理由。


って、ここまで考え検討した結果。


あら不思議。


気づけば4次元について
昔から比べて、
ありえないくらい理解が進み
身近な何かになっている。


きっかけは
ドラえもんに始まり、インターステラーやメッセージに至り


ほぼ、フィクションのみによって
科学の理解が進んだ。


人類が、未知の世界を
理解していく上で
空想は欠かせない存在なのかもしれない。

 

ありがとうございます!