中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

寛容


先日、ツールドフランスで
プラカードを持ってカメラにアピールしてた女性が
レーサーに接触して大クラッシュを引き起こした。


それに対して、
いろいろな記事や書き込みがある。


祭りだから、あんなもんだという記事。
https://anond.hatelabo.jp/20210701221330


レースの性質上、ロープや柵が難しい。
https://anond.hatelabo.jp/20210701205115


全般的に、現地では
そこまで大きな話題じゃないみたいだけど


エヅラが目を惹くから
日本では話題になっている。


いっぽうで、日本でも
似たような話はあって
岸和田のだんじりとか


毎年けが人出してても
だれも、それを中止にしよう
という人は出てこない。


まあ、この辺は
ネタとして面白いので
飽きるまでいじったら
終わる話なんですが。


ここで、ふと思ったことがある。


我々日本人は
パラメータを秩序に極振りしてるから
カオスに対する扱い方が
よくわからない。


分らないので
秩序寄せな話しかできない。


何でもかんでも
ただ、思考を停止して
秩序側に物事を寄せていく。


だって、このツールドフランスのネタを
見たとき、思ったよね。


「なにやっとんじゃw」

「レーサーにアピールならともかく
 テレビのカメラに向かって
 じいちゃんばあちゃんがんばれ~w だと?」

「けしからん!」


この辺の印象を受ける人が
非常に多い。


「馬鹿だなとは思うけど、
 まあそんな奴もいたんだね。」

「レーサーはだいじょうぶだったのか?」


みたいな、カオスをそのままの状態で
受け入れる人は非常に少ないと思った。


この根底に流れる志向性


これは国民性なのか。なんなのか。


直そうと思って
直せるものでも無い気がする。


これが良い方向に向かったのが
日本製品の高い品質だったり。


日本の電車が分単位、秒単位?で
正確に運用されていること。


などにつながってるのは
間違いないですが。


いっぽうで、突拍子もない
ビジネスアイデアで
世界を席巻するとか。


そういうのが弱い要因でも
ある気がする。


そんでね、じゃあ
どうすりゃいいのって話だけど。



 もっと他人に寛容になって
 細かいことを気にせず。
 ありのままを受け入れて
 それを楽しむ。


こういう生き方したら
人生がもっと楽しくなるんじゃないかなと


自分の価値観への固執が
ちょっと強すぎない?


って話を書きたかった。

 

ありがとうございます!