中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

イノベーティブ

大企業について考える。

 
日本には、世界的な
大企業が多数存在しており
 
その多くが未だ、製品などで
世界に大きく影響を与えている。
(ここでは製造業のことかなあ)
 
いろいろ
言われてるけど、まだまだすごいと思うよ。
 
そんでね、よく比較される
アメリカのGAFAMや
韓国のサムスンとか中国とかの大企業から見ると
 
判断のスピードが遅いとか
イノベーティブとは程遠いとか言われて
 
まあ、昔を知ってるわれわれから見ても
衰退したなという体感も相まって
 
だめだなあと思うじゃないですか。
 
でもですよ、製造業って
そこまで、イノベーティブを期待されるもんでしょうか?
 
製品とか、技術って
プロダクトライフサイクルがあって
商売としておいしい期間があって
そこをきちんと押さえれば
 
 
実は、そんなに大きなダメージにならない。
 
まあ、この辺は大手の上の人は
当然頭にあるとは思うけど
 
われわれ、庶民から見ると
その辺が見えてないから、あるとき
意外と思われる企業のニュースなり
情報なりを見つけることになる。
 
 
今回、トヨタが全固体電池や、新しい電池を引っ提げて
EVに進出するニュースが出てたけど
 
トヨタは最初から、ハシリと言われる期間に興味は無く
定着して皆が使うようになる頃を最初から意識して
進めてたんだと思うんですよ。
 
そして、そのときに
何が求められるかも分かったうえで。
 
アメリカのテスラがあるじゃないですか。
 
なんとなく、最新のイメージあるし
印象では、トヨタの1歩も2歩も進めて
自動運転などもやってるイメージ。
 
しかし、アメリカでのテスラの印象は非常に悪いという
記事を読みました。
 
 
サポートがひどいみたい。
 
ってか、テスラに限らずアメリカの企業は
この辺、合理主義に徹してそうで
あまり期待はできないと思うんですが
 
命を預けるモノなので
そうも言ってられないですよね。
 
上記の記事のような経験したら
テスラも嫌いになるだろうし
特別、国産などに拘らなければ
はやくトヨタに追いついて貰って
同じものをトヨタで買いたいと考える。
 
日本の理不尽極まりない上に
世界一変態的に細かいお客に対して
辛抱強く対応してきたトヨタなら
その辺、特別なにか言わずとも
かなりのクオリティを出せるはず。
 
要は、EVに於いても
ちゃんとそういう時期に
ちゃんとボリュームゾーンを抑えられるということです。
 
なんとなく、判断が遅いとか
イノベーティブじゃないとか
言われながら、向こう十年
トヨタなどは市場を押さえ続けるんじゃないかと。
 
大手企業は品質を売っている。
 
あらゆる商品で
一番ボリュームが出る成熟期に
求められるのは信頼性であり品質である。
 
それを分かっているから
面白味なんぞ、まったく気にせず
品質にフォーカスし続けてるんだと思う。
 
まだまだいけるんじゃないかなと。
思うわけです。
 
ありがとうございます。