中小企業エレキ技術者のブログ

産業用途向けカメラメーカーのエレキ技術者が綴る日常。ソフト(ScoutChcker)も作ってます!

昔の自分は青かった。

大企業について考える。

 
社員が大勢いるじゃないですか。
 
じゃあ、その社員全員が
その辺の中小企業の社員より
完全に段違いで優秀なのでしょうか?
 
大企業を経験した方
どう思いますか?
 
いや、そもそも
優秀か優秀じゃないかの
評価基準自体
いろんな要素が絡むから
一概に言えないですよね?
 
個人的に思うのは
人って、そこまでの能力差
特に企業活動というゲームルール内で
 
絶対的に、この人が能力的に世界一で
向こう十年誰も勝てない。
 
なんてことは起きない。
 
営業成績勝負でも
営業スタイルって人それぞれだし
相手ある話なので
絶対的な差などなかなかできないと思うんですよ。
(やったことないので知らんけどw)
 
おそらく、外から見るよりずっと
多種多様な人が集まってて
それぞれが細分化した仕事を請け負って
廻っている。
 
寧ろ、そういった人依存要素を極力排除して
誰がやっても似たような結果が出る
制度設計こそが、大手の肝なんだろうなと
見ていて思う。
 
むしろ、その細分化された仕事の
どっかにきれいにハマれば
存在を許される。
 
あらゆる人を許容できること。
それが大手なのかなと。
 
ぶっちゃけ、昔は
この人どうなん?この会社に要る?w
みたいな人が、
 
大手になって
業務の多様性から
ジグソーパズルのピースのように
ハマる業務が見つかるのを見てて
 
ああ、いい会社になったな。
 
そう思うわけです。
 
それを感じて
改めて振り返ると
 
昔の自分は青かった。
 
でも、こういう境地に至るには
年齢も必要だよね。
 
なんとなく、しみじみと考えてしまった。
 
ありがとうございます。