今回は「アートワーク(パターン設計)」について書こうと思います。
Googleでアートワークと入れるといろいろ違ったものが引っ掛かるので
この表現が、一意のモノを表すのかどうか分かりませんが
ここでは、基板のパターンを描くこと、またはそのパターン図面のこととして書きます。
(ごめんなさい、ぼくは1社しか知らないので業界として一般的かどうかが分かりません)
パターン設計については
・パターン設計を専門に請け負う会社があったり
・大手だと社内にそういう部署があったり
・会社の大小に関係無く、パターンが特別重要な製品の場合は置いてたり
・小さい会社でも、回路設計が大好きで設計が速い人が社長だったりすると
社内に専属の人を置いて、すぐにパターン描いて!とか
ここはこう治してとか一緒にパターンを考えるために置いてたり。
いろいろのようです。
うちの会社では、パターン設計専門会社にお願いしているのですが
人が描くものですから、これがなかなかいろいろあるんです。
同じ会社の同じ担当の人に頼んでも
前回良かったのに、今回はいまいちだなあとかあるんですよね。
背景にはぼくがパターン設計サイドのことを知らずに、
やっかいな設計情報を出してて
そうなってる場合もあるんです。
一方で、時間が無くて
自分が納得行かないけどOK出して
基板作ったら意外と性能が良かったり。
あ~隣にパターン設計の人が居たら、お互いにコミュニケーションして
もっといい製品が出来るんだろうなあって考えるんですよね。
先述の社長の話じゃないですが、あ~社内に専属の人が欲しいと
しかし、これがなかなか難しい
まず、パターン設計の仕事って1プロジェクトが2,3ヶ月として
その中の2週間なんですよね。
うちの規模なら一人でいいんだけど
社内で複数プロジェクトが並行して動いてるんですが
アートワークが重なる場合も多々ある。
そうすると結局、外にお願いしないといけない。
今の社内の状況で一人専属の人を入れたら
一年のうちほとんどの期間、仕事が無くて、
たまに忙しい時は一人じゃ足らない状況になる。
結局パターン設計専門会社という形が
一番効率が良いという話になるんですよね。
世の中よく出来てる。
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