中小企業エレキ技術者のブログ

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ひまなおじさん

 

 news.yahoo.co.jp

 

 
よっぴーさんがこんな記事を書いていた。
そもそも、ネット情報に疎いからか
この元の騒動自体を、この記事で知った。
 
読んでいくうち
懐かしい地元を思い出した。
 
田舎には
暇そうにしているおじさんが居る。
 
どうして平日の昼間から
ぷらぷらしておしゃべりしてるんだろう。
 
仕事は何をしてるんだろう。
 
おそらくは生い立ちから
それが許される環境なんだろう。
 
そういう人は暇なもんだから
地域の活動にすごい頻度で顔を出す。
 
地域を挙げて何かに反対するとなったとき
そういう代表になるのは、だいたいそういう人
 
いや、普通はですよ。
〇〇に反対自体は皆、賛成でも
日常的に、自分の家の稼業なりがあるので
 
その活動に自分の時間を割けるかと
言われると、普通は無理ですよ。
 
サラリーマンだったら
平日の昼間に
そんな地域活動に参加など出来るわけもない。
 
そうすると、その暇な人の「ひととなり」は
とりあえず置いておいて
活動してくれるだけでありがたい。
 
そうなるんです。
 
この記事の状況の背景にはこれがある。
 
今回は、そういう「ひまなおじさん」が
じぶんの活動成果を私物化して
暴走したわけです。
 
人生のほとんどを
そんな感じで生きてきたので
まあまあ、その「ひととなり」が許されてきた。
 
みんなも、「難あり」と思ってても
自分の代わりに動いてくれてる人でもあり。
 
今後も、同じ地域で、しょっちゅう顔合わせる人なんです。
 
関わるのもめんどくさいから
任せとこうかと相成る。
 
狭い世界の田舎では
 
いろんな人を許容して
廻っている。
 
排除?
 
まあ、してもいいけど。
どうなの?
 
その後も、お近所さんのままだよ?
 
今回の場合、特に
若いのが頑張ってて
地域が少し活性化してきてる。
お店が繁盛してて
みんな頑張りを認めてる。
 
しかし、じじばばが行きそうにない
自分の生活には直接関係なさそうな
お店の進退について
 
そのめんどくさいおじさんと対峙するのかって話。
 
排除したら、当然代わりを立てる必要がある。
 
忙しいから、任せてた人たちが
代わりをやりたがるか?
 
もういいよ、任せて置こうぜ?
 
これが、都会の人間が
この記事読んで憤ってても
イメージ通りにならない原因です。
 
田舎のような狭い世界では
難ありと分かってても
ずっと身近に付き合っていかないといけない人たちが居て
 
どう折り合うのかが求められる。
 
都会みたいな、合わないから距離を置くという選択肢はない。
 
まともに議論が成り立たなそうな人だったら
その人を変えられるわけもなく
ほぼ、その「ひととなり」を「許す」の一択。
 
その地域の結論はこれなので
都会から来た人が許さないと言ったところでね。。。
 
そもそも、こういう人って
いちおうは代表をさせてもらえるくらいには
人付き合いも出来るし。
 
一緒に酒飲むと楽しかったり
愛嬌があって、意外と憎めなかったりもしてねw
状況をより複雑にする。
 
田舎の一番むずかしいところです。
 
ありがとうございます。